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東北の159キロ右腕、192cmの規格外二刀流…来年ドラフトの目玉は? 甲子園沸かせた沖縄左腕も

プロ野球のドラフト会議が23日、東京都内で行われた。ただ同時にスカウトは早くも来秋のドラフトを目指して走り出している。対象となる現在高校2年、大学3年の世代では、どんな名前が注目されているのだろうか。

仙台大の佐藤幻瑛【写真:羽鳥慶太】
仙台大の佐藤幻瑛【写真:羽鳥慶太】

来秋に注目の仙台大・佐藤幻瑛

 プロ野球のドラフト会議が23日、東京都内で行われた。ただ同時にスカウトは早くも来秋のドラフトを目指して走り出している。対象となる現在高校2年、大学3年の世代では、どんな名前が注目されているのだろうか。

 大学球界からは、下級生ながら今夏の日米大学野球選手権代表にに名を連ねた選手の名前が次々にあがる。自己最速159キロの豪速球を投げ米国代表を驚かせた佐藤幻瑛投手(仙台大)はスピードにこだわりを持ち、160キロに乗せるのも時間の問題。上位候補となってきそうだ。

 また、代表の正捕手を務めた渡部海捕手(青学大)は、智辯和歌山高から入学直後の1年春から自チームで定位置を確保。打てる捕手としての期待も大きい。チームメートの鈴木泰成投手(青学大)は身長187センチのすらりとした体形から、最速154キロの真っすぐを投じる。

 また榊原七斗外野手(明大)の完成度の高さも光る。大学ジャパンでは「2番・中堅」が定位置。5試合で打率.333、1本塁打とメジャーの卵にも力負けしなかった。

 高校生では、今夏の甲子園でチームを優勝に導き、高校日本代表にも唯一2年生で名を連ねた左腕の末吉良丞投手(沖縄尚学)が注目。強豪校で1年から主力として起用されている織田翔希投手(横浜)や身長192センチ、体重100キロという長身で、投打に才能を発揮している菰田陽生投手(山梨学院)も注目されそうだ。

(THE ANSWER編集部)


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