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なぜ、錦織は復活できたのか ATP公式サイトが分析、注目した「71.3%」の数字は?

男子テニスのバルセロナ・オープンは26日、シングルス準々決勝で世界ランク7位・錦織圭(日清食品)が同104位のロベルト・カルバレス(スペイン)を6-4、7-5で下して準決勝進出を果たした。2大会連続で初戦負けと苦しんでいたが、復活の理由は歴代25位の勝率を誇る「赤土」にあった。ATP公式サイトが報じている。

バルセロナOPベスト4進出の錦織圭【写真:Getty Images】
バルセロナOPベスト4進出の錦織圭【写真:Getty Images】

2大会連続初戦敗退→バルセロナ4強進出、復活の要因は「クレーコート」にあり

 男子テニスのバルセロナ・オープンは26日、シングルス準々決勝で世界ランク7位・錦織圭(日清食品)が同104位のロベルト・カルバレス(スペイン)を6-4、7-5で下して準決勝進出を果たした。2大会連続で初戦負けと苦しんでいたが、復活の理由は歴代25位の勝率を誇る「赤土」にあった。ATP公式サイトが報じている。

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 地元選手に快勝した試合後、客席と隣接する階段を上がる際に多くの観客からサインをねだられ、バルセロナでの人気ぶりを示したことが、ATPに注目されていた錦織。直近2大会は初戦敗退を喫していたが、確かな復調ぶりを示している。その要因には、サーフェスが関係しているようだ。

 錦織は2017年夏に右手首を負傷し、シーズン後半戦を欠場。18年シーズンは下部ツアーから復帰する道を選んだ。そして、完全復活への呼び水となったのは昨年のモンテカルロ・マスターズだった。赤土の舞台で準優勝を果たした。記事によると、錦織は当時をこう振り返ったという。

「クレーコートシーズンにプレーすることで、僕は自信とボールへの感覚をつかむことができた。クレーでもっと有効なプレーをし始めた。ラリーの回数も増えた。ベルディハ、チリッチ、サーシャ(ズベレフ)という偉大な選手を倒して、自信が出てきた。自信がついてきたことで、もっといいプレーができるようになった」

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