「ロウキを落ち着かせた」ベッツの神守備 勝利への執念を指揮官は絶賛「GG賞の候補は当然だ」
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は16日(日本時間17日)、本拠地でブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に3-1の9回から救援登板。13球で三者凡退に打ち取り、3-1の勝利に貢献した。ポストシーズン(PS)では3セーブ目。デーブ・ロバーツ監督は試合後、佐々木の登板直後にあった遊撃手ムーキー・ベッツの超絶守備に触れ、「大きなプレーだった」と絶賛した。

リーグ優勝決定シリーズ第3戦
PSで6試合目の登板を果たした佐々木は先頭打者ボーンに対し、100マイルを計測。4球目をバットに当てられ三遊間へのゴロとなると、スーパープレーが飛び出した。
遊撃手ベッツが打球を捌き、華麗なジャンピングスローで一塁手のフリーマンへ。難しい体勢からの送球で見事アウトを奪取。佐々木を盛り立てる大きなワンプレーだった。好守備で援護を受けた佐々木は続くフリリックも遊飛に打ち取ると、最後はダービンを落差の大きいスプリットで空振り三振。ポストシーズン3セーブ目を挙げた。
米専門メディア「ドジャー・ブルー」公式YouTubeで公開された試合後会見で、ロバーツ監督はベッツの好守備に言及。「彼はビッグプレーを決めてきた。あのバックハンドのプレーはロウキを落ち着かせてくれるものだった。彼は素晴らしいプレーを続けており、遊撃手としてゴールドグラブ賞の候補に挙がるのは当然のことだ。あれは大きなプレーだった。先頭打者を出塁させると、そのイニングがどう展開するか分からない」と、勝利への執念を感じさせたプレーを称えた。
指揮官は「その前のマンシーのプレーも素晴らしかった。内野が前進守備の中、左に動き、スピンして正確な送球で本塁でアウトにした。あれも大きなプレーだった」と、守備面を高評価。チームを救う働きぶりに目を細めていた。
ドジャースはリーグ優勝決定シリーズで3連勝。2年連続のワールドシリーズ進出へ王手をかけた。
(THE ANSWER編集部)
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