佐々木朗希は「感情的になっていた」 逆境跳ねのけ指揮官絶賛「この役割を担うとは…」
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は16日(日本時間17日)、本拠地でブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に3-1の9回から救援登板。13球で三者凡退に打ち取り、3-1の勝利に貢献した。ポストシーズン(PS)では3セーブ目。デーブ・ロバーツ監督は「ロウキを大いに称賛したい」と手放しで称えた。

リーグ優勝決定シリーズ第3戦
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は16日(日本時間17日)、本拠地でブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に3-1の9回から救援登板。13球で三者凡退に打ち取り、3-1の勝利に貢献した。ポストシーズン(PS)では3セーブ目。デーブ・ロバーツ監督は「ロウキを大いに称賛したい」と手放しで称えた。
PSで6試合目の登板を果たした佐々木は先頭打者ボーンに対し、100マイルを計測。三遊間のゴロは遊撃手ベッツが捌き、華麗なジャンピングスローでアウトを奪取。佐々木を盛り立てた。続くフリリックも遊飛に打ち取ると、最後はダービンを落差の大きいスプリットで空振り三振。見事な3者凡退でポストシーズン3セーブ目を挙げた。
佐々木は渡米1年目の今季、右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りも経験。それでもレギュラーシーズン終盤にリリーフとしてメジャー復帰を果たすと、160キロを超える速球と鋭いスプリットで無失点投球を継続。13日(同14日)のブルワーズ戦でこそ失点したが、フィリーズとの地区シリーズでは3試合に登板し2セーブと大車輪の活躍を見せた。
米専門メディア「ドジャー・ブルー」公式YouTubeで公開された試合後会見で、ロバーツ監督は、佐々木の復活劇に言及。「彼の成長は決して直線的ではなかった。当時は苦しみ、ベンチで感情的になっていた。その時の映像や写真が数多く出回っている。彼が自分を省み、健康を取り戻し、2025年の我々の戦力として再浮上してきたことが、彼のファイトを物語っている」と成長ぶりに目を細めた。
紆余曲折を経て、チームの救世主へ。「4、5月の時点では、彼がこの役割を担うことは誰も予見できなかったと思う。だから、ここまで来たロウキを大いに称賛したい。彼は今、2025年を好意的に振り返ることができるだろう」と手放しで称えていた。
ドジャースはリーグ優勝決定シリーズで3連勝。2年連続のワールドシリーズ進出へ王手をかけた。
(THE ANSWER編集部)
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