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ド軍右腕、佐々木朗希は「信じられないほど凄い」と驚く理由 2球種でも狭める“打者の選択肢”

米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手はポストシーズンで守護神として期待されるまでになった。渡米1年目の今季は故障にも苦しみながら復活。同僚のブレイク・トライネン投手は、会見で佐々木を称えている。

ドジャースの佐々木朗希【写真:ロイター】
ドジャースの佐々木朗希【写真:ロイター】

同僚が語った佐々木の凄さ

 米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手はポストシーズンで守護神として期待されるまでになった。渡米1年目の今季は故障にも苦しみながら復活。同僚のブレイク・トライネン投手は、会見で佐々木を称えている。

 右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りし、マイナー登板も経験した佐々木。それでもレギュラーシーズン終盤にメジャー復帰すると、160キロを超える剛速球と鋭いスプリットを武器にポストシーズンでも無失点投球を継続。13日(日本時間14日)のリーグ優勝決定シリーズ・ブルワーズ戦では失点したが、不安定なブルペン陣の救世主的な存在となった。

 米専門メディア「ドジャー・ブルー」公式YouTubeチャンネルでは、14日(同15日)に行われたトライネンの会見動画が公開された。佐々木について問われたベテランは「あれだけ早く(怪我から)戻ってきて、プレーオフの前にブルペン陣として数試合を経験をしたことを考えると、彼は信じられないほど凄いことをやっていると思う」と手放しで称えた。

「ただ大切なのは、シンプルに『アウトを取る』ということに集中してそれを実行することだと思う。ありきたりに聞こえるかもしれないが、そこまでシンプルに考えてそれだけに集中して投げることができていると思う」

 こうも語ったトライネンは、佐々木の優れているポイントとして、持ち球の2つでファーストストライクが取れることを挙げた。「2つ、もしくは3球種しかなくても、どれも80グレード(最高レベル)の球なので、打者はどちらかに張ることができない。ストライクゾーンをしっかり攻められる能力は、球の質の良さに加えて、彼の実力の大きな証明になっている」と分析していた。

(THE ANSWER編集部)


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