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佐々木朗希の大ピンチ救ったトライネン「彼を助けられる機会、神に感謝」 救世主に恩返し0封

米大リーグ、ドジャースは13日(日本時間14日)、敵地でブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ初戦に臨んだ。佐々木朗希投手は2-0の9回に登板。2死までこぎつけたが1失点し、ブレイク・トライネン投手にマウンドを託した。満塁のピンチを招きながら最後は空振り三振を奪い、2-1でドジャースが勝利。トライネンは試合後、佐々木への感謝を口にしている。

9回に登板したドジャースの佐々木朗希【写真:ロイター】
9回に登板したドジャースの佐々木朗希【写真:ロイター】

リーグ優勝決定シリーズ第1戦

 米大リーグ、ドジャースは13日(日本時間14日)、敵地でブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ初戦に臨んだ。佐々木朗希投手は2-0の9回に登板。2死までこぎつけたが1失点し、ブレイク・トライネン投手にマウンドを託した。満塁のピンチを招きながら最後は空振り三振を奪い、2-1でドジャースが勝利。トライネンは試合後、佐々木への感謝を口にしている。

 佐々木は1死二、三塁のピンチを迎えると、チョウリオに中犠飛を許す。続くイエリッチにも四球を与えて2死一、三塁となり、トライネンにマウンドを譲った。コントレラスに四球を与えて満塁の大ピンチ。それでも最後は高めのボールで三振を奪い、2-1の勝利に導いた。

 試合前までポストシーズンの防御率が7点台と、不振だったトライネン。逆に佐々木はレギュラーシーズン終盤にメジャー復帰。この試合まで無失点を続けていた。佐々木に救われていたトライネンが、この試合では逆に救って見せた。

 米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のXでは、トライネンの試合後の取材映像が公開された。マウンドに上がったときの心境について「まずは祈っていたけど(笑)、ロウキは私たちにとって素晴らしいことをしてきてくれた。そんな彼を助けられる機会を得たことを神に感謝したい。与えてもらった才能を信じ、ただただ遂行しようとしたんだ」とコメント。佐々木への“恩返し”を果たし、笑顔だった。

(THE ANSWER編集部)


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