死闘でV逸も…敗れた勝みなみ、すぐに勝者称える「彼女がいいゴルフをしていた」 プレーオフ5H目で惜敗
女子ゴルフの米ツアー・ビュイックLPGA上海が12日、中国のチージョン・ガーデンGC(6703ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われた。首位で出た勝みなみ(明治安田)は7バーディー、ノーボギーの65で回り、通算24アンダーだった。2位から出たジーノ・ティティクル(タイ)が衝撃的な猛追。17番で並ばれ、プレーオフの死闘の末5ホール目で敗れた。

ビュイックLPGA上海
女子ゴルフの米ツアー・ビュイックLPGA上海が12日、中国のチージョン・ガーデンGC(6703ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われた。首位で出た勝みなみ(明治安田)は7バーディー、ノーボギーの65で回り、通算24アンダーだった。2位から出たジーノ・ティティクル(タイ)が衝撃的な猛追。17番で並ばれ、プレーオフの死闘の末5ホール目で敗れた。
勝のパッティングが冴え渡った。2番、4番はきっちり寄せてバーディーを奪うと、9番では2メートルほどのパットを沈めバーディー。3つスコアを伸ばしてサンデーバックナインに入った。
後半も10番でいきなりバーディー。12番、そして13番でもしっかり沈め連続バーディー。この時点で4打差をつけた。その後、2位のティティクルが3連続バーディーで猛追し1打差まで追い上げられる。勝は17番でチップインバーディーを奪うも、ティティクルはイーグル。通算24アンダーで並ばれ、プレーオフに突入した。
1ホール目はともにパー。2ホール目はティティクルが1打目で池に入れてしまうも、その後傾斜を利用したショットでピンそばに寄せパー。3ホール目もティティクルが2打目でコントロールを誤るも、3打目でしっかり寄せてパーセーブ。一方、勝は安定した内容もバーディーは取り切れずお互いパーでホールは進んだ。
決着は5ホール目、ティティクルが2打目でピン横に寄せるアプローチ。勝はバーディーを逃し、ティティクルは1メートルのパットを沈めて優勝。勝は惜しくも敗れた。
試合後、WOWOWのインタビューに答えた勝は「結構いいゴルフしてたと思うんですけど、ジーノがすごくいいゴルフをしていて、9アンダーで回って、私も7アンダーだったんですけど彼女がすごくいいゴルフでした」とティティクルを称賛。続けて「ショットとパットでチャンスがあったのに入れられなかったのが自分が負けた原因だなと思うので、来週はチャンスがあれば優勝争いできるように頑張りたいなと思います」と前向きな表情で話した。
初日は27位発進だった勝は2日目に大爆発。12バーディー、1ボギーでコースレコードとなる「61」をマーク。通算13アンダーで首位に浮上した。米ツアー初Vへ、3日目もスコアを4つ伸ばし、2位に2打差の首位で最終日を迎えていた。
(THE ANSWER編集部)
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