松山英樹、トリプルボギーに「残念」 首位猛追も痛恨ロストボール、奇跡逆転Vへ「60台前半を…」
米男子ゴルフツアーのベイカレント・クラシック第3日が11日、神奈川・横浜CC(7315ヤード、パー71)で開催された。28位で出た松山英樹(LEXUS)は、5バーディー、1トリプルボギーの69で回って通算4アンダーとし、22位に浮上した。前半から着実にスコアを伸ばしていた中、14番パー4の第1打をロストボールとし、3つスコアを落としてしまった。結果、首位で通算12アンダーのサンダー・シャウフェレ(米国)らとは8打差。松山は最終日に60台前半のスコアを出し、奇跡を目指すイメージを口にした。

ベイカレント・クラシック第3日
米男子ゴルフツアーのベイカレント・クラシック第3日が11日、神奈川・横浜CC(7315ヤード、パー71)で開催された。28位で出た松山英樹(LEXUS)は、5バーディー、1トリプルボギーの69で回って通算4アンダーとし、22位に浮上した。前半から着実にスコアを伸ばしていた中、14番パー4の第1打をロストボールとし、3つスコアを落としてしまった。結果、首位で通算12アンダーのサンダー・シャウフェレ(米国)らとは8打差。松山は最終日に60台前半のスコアを出し、奇跡を目指すイメージを口にした。
14番パー4。松山が放った第1打が、右サイドに広がるブッシュに消えた。探しても見つからないロストボール。OBと同じ扱いで打ち直した第3打は、左のがけ下に落ちた。結局、5オン2パットのトリプルボギーで、目前にしていたトップ10から大きく離れた。
「(初日、第2日と)右、右といってたんで、『いいスイングができれば』と思っていました。この天候なので残りであと1つ、2つ、できれば3つ伸ばせれば(最終日に逆転優勝の)チャンスがあるとか、いろんなことを考えて打ってしまったということで、残念ですね」
松山は首位に10打差でスタートするも、13番パー4までに4バーディーを奪い、首位に6打差へと迫っていた。日本開催のPGAツアー大会。昨年までのZOZOチャンピオンシップ(千葉・アコーディアG習志野CC)から新規大会となり、朝から冷たい雨が降る中、1番パー4からずっと見てくれているギャラリーに応えたい思いもあった。
だが、PGAツアーでアジア人最多11勝の33歳は次の15番パー4で3メートルのバーディーパットを沈めて1つスコアを戻した。その後は伸ばせなかったが、諦めてはいなかった。
「なかなかチャンスがあるかと言われたら厳しいですけど、60台前半のスコアを出せるようにしたら、チャンスがあるんじゃないかなと思います」
首位とは8打差。松山はマスターズ王者のプライドも胸に、残り18ホールでミラクル逆転優勝を目指す。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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