ド軍戦で失態犯した24歳「とても厳しいと思うが…」 伝説右腕が送った同情の言葉「頭を上げろ」
米大リーグのドジャースはフィリーズとの地区シリーズを通算3勝1敗とし、ナ・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。9日(日本時間10日)の第4戦は、延長11回にフィリーズ5番手のオライオン・カーカリング投手のサヨナラ悪送球で決着。通算219勝の殿堂入り右腕は、同情した上でエールを送っていた。

ドジャースに1勝3敗でシーズン終了
米大リーグのドジャースはフィリーズとの地区シリーズを通算3勝1敗とし、ナ・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。9日(日本時間10日)の第4戦は、延長11回にフィリーズ5番手のオライオン・カーカリング投手のサヨナラ悪送球で決着。通算219勝の殿堂入り右腕は、同情した上でエールを送っていた。
ドジャースの2勝1敗で迎えた地区シリーズ第4戦。フィリーズにとっては悲劇の結末が待っていた。
延長11回2死満塁。フィリーズ5番手のカーカリングが、パヘスのピッチャー返しを足元に受けた。一瞬ボールをこぼすと拾い上げて本塁に送球したが、大きく逸れた。三塁走者キム・ヘソンの生還を許し、敗退が決まった。
24歳のカーカリングに同情しつつ、エールを送ったのは現役最終年はフィリーズでプレーし、通算219勝で殿堂入りしているペドロ・マルティネス氏だ。
米スポーツメディア「ブリーチャー・リポート」の公式Youtubeチャンネルで、「この24歳のことを本当に気の毒に思う」と話した伝説の右腕は「彼にはただ、こう言いたい。『頭を上げて、このミスから学んでくれ』と。たとえそれが精神的なミスだったとしても、野球してきた人なら、誰もが同じような経験をしたことがある、と理解しているはずだ。だから、頭を上げろ。諦めないでくれ」と言葉を続けた。
そして、熱狂的なフィリーズファンに向け、「この若い選手が未熟だったことを理解してほしい。フィリーはとても要求が厳しいと思うが、どうかこの才能ある選手に残りのキャリアを通してその重荷を背負わせないでほしい」と語りかけていた。
(THE ANSWER編集部)
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