21歳ルーキー吉田鈴、好発進に生きた練習日…一緒に回った渋野日向子を観察「本当に上手いです」
女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダは10日、静岡・東名CC裾野・桃園C(6435ヤード、パー72)で開幕した。21歳のルーキー吉田鈴(大東建託)が8バーディー、2ボギーの66で回り、6アンダーで首位と1打差の2位と好発進した。プロアマ戦を体調不良で棄権していたが、本戦で復調をアピール。練習ラウンドで得た学びが、好スコアにつながったことを明かした。

スタンレーレディスホンダ
女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダは10日、静岡・東名CC裾野・桃園C(6435ヤード、パー72)で開幕した。21歳のルーキー吉田鈴(大東建託)が8バーディー、2ボギーの66で回り、6アンダーで首位と1打差の2位と好発進した。プロアマ戦を体調不良で棄権していたが、本戦で復調をアピール。練習ラウンドで得た学びが、好スコアにつながったことを明かした。
インスタート後の10番、11番で連続ボギーを喫したが、すぐに立て直した。序盤は「短いパーパットを外してしまって、自分の思ったところに打ててないなって不安になりながらスタートしました」という。パッティングの違和感については「見え方と立ったときのラインがすごく違く見えて気持ち悪かったので、立って構えたラインを信じたように打つようにしたらすごい変わりました」と、アドレス時の感覚を信じることで修正した。
今大会はプロアマ戦を棄権していた。理由は「練習ラウンドを多くしすぎた」疲労と、睡眠不足による体調不良だった。スタート時に「すごい倦怠感と吐き気がした」と明かす。それでもプレーは「大洗から一気に良くなった」と手応えを口にする。「ショットの練習量を増やして」「10メートル以内のパッティングの決定率がすごく良くなってます」と、好調の要因を語った。
好スコアの裏には、練習日に一緒に回った渋野日向子の存在があった。同じ事務所の先輩のプレーを「本当に上手です」と称賛。「ラフの打ち方と体の使い方、足の使い方がすごく上手で、私が求めている使い方をしていて、すごい参考になりました」と大きな刺激を受けたという。この日のプレーにも早速生きたといい、「イメージはすごい良くなりました」と効果を実感している。
「1年間の中で一番いいんじゃないかっていうスタート」を切り、残り2日間へ意気込む。2日目以降は「良い組でまわれると思うので、他の人のプレーも吸収しながら、いつもと変わらず自分のプレーをできたらいいなと思います」と冷静に先を見据える。10代の選手の活躍も刺激になっており、「私もそういう風なゴルフしたいなと思ってる。強い気持ちを持っていければ、優勝争いに絡めるんじゃないかなと思います」と力を込めた。
(THE ANSWER編集部)
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