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佐々木朗希に思わず「オーマイガー」 ド軍指揮官、絶賛止まらず「貢献は言い尽くせない」

米大リーグのドジャースは9日(日本時間10日)、本拠地でフィリーズとの地区シリーズ第4戦に臨み、延長11回の末2-1でサヨナラ勝ち。3勝1敗でリーグ優勝決定シリーズに進出した。1-1の同点の8回からは、佐々木朗希投手が登板。リリーフとしては初のイニングまたぎで、3イニング走者をひとりも出さず完璧に抑える姿に、デーブ・ロバーツ監督も賛辞を送った。

サヨナラ勝ちを収め喜ぶドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】
サヨナラ勝ちを収め喜ぶドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】

8、9、10回と仁王立ち…走者一人も出さずピシャリ

 米大リーグのドジャースは9日(日本時間10日)、本拠地でフィリーズとの地区シリーズ第4戦に臨み、延長11回の末2-1でサヨナラ勝ち。3勝1敗でリーグ優勝決定シリーズに進出した。1-1の同点の8回からは、佐々木朗希投手が登板。リリーフとしては初のイニングまたぎで、3イニング走者をひとりも出さず完璧に抑える姿に、デーブ・ロバーツ監督も賛辞を送った。

 米専門メディア「ドジャース・ネーション」が公式YouTubeで公開した試合後会見で、ロバーツ監督は佐々木について「オーマイガー。記憶している中で、リリーフとして史上最高の登板の一つだ。1イニング、2イニング、そして3イニングと投げ続け、活躍してくれたことがチームに大きな力を与えてくれた。彼の成長と、チームへの貢献は言葉で言い尽くせないほどだ」と手放しのほめようだ。

 佐々木は8回、先頭のシュワーバーを右飛、ハーパーを三飛、ボームを二ゴロに打ち取った。続く9回もマウンドに上がり、マーシュを二ゴロ、リアルミュートを空振り三振、ケプラーを三ゴロに封じた。延長に入った10回も三者凡退。打者9人を一人も塁に出さず、2奪三振。完璧な投球だった。最速は8回、ボームに投げた時速100.7マイル(約162キロ)だった。

 今季ドジャース入りした佐々木は、右肩の負傷が癒えたシーズン後半にリリーフ転向。地区シリーズでは第1、2戦で連続セーブを挙げている。シーズン佳境での活躍に評価が急上昇だ。

 ロバーツ監督も佐々木の急成長には「彼に何か特別なものを感じ始めている。だが、彼がこの最大のステージで成し遂げたことはほんの始まりに過ぎない。でも、そうだね。彼をこれ以上ないほど誇りに思う」と口にし、今後もっと大きな舞台での活躍を期待している。

(THE ANSWER編集部)


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