LA記者が勘違いしていた佐々木朗希の“本性” 「人々は彼が弱気な性格だと…」舌巻く精神力
米大リーグ、ドジャースの佐々木朗希投手がポストシーズンで抜群の存在感を見せている。フィリーズとの地区シリーズ2試合では、ともにセーブをマーク。熱狂的なファンで知られる敵地での好投に、米記者も舌を巻いた。

地区シリーズで2試合連続セーブ
米大リーグ、ドジャースの佐々木朗希投手がポストシーズンで抜群の存在感を見せている。フィリーズとの地区シリーズ2試合では、ともにセーブをマーク。熱狂的なファンで知られる敵地での好投に、米記者も舌を巻いた。
佐々木はポストシーズンで重要な役割を担い、チームに貢献している。
熱狂的なファンで知られる敵地でのフィリーズ戦。4日(日本時間5日)の初戦は5-3の9回にマウンドに上がり、11球でプロ初セーブ。6日(同7日)の第2戦は9回2死一、三塁という大ピンチでの登板となったが、2球で切り抜けて2試合連続セーブとした。
試合後の会見で、佐々木はヤジについて「そこまで……英語もわからないので。ちょっと何言ってるかもわからないですし」とコメント。米専門メディア「ドジャース・ネーション」公式インスタグラムで、ノエル・サンチェス記者は佐々木の精神力を称えた。
同記者は、「非常にタフなメンタルを持っている。たとえロウキが何を言われているか完全に理解できなくとも、自分に向けられた騒がしい声は聞こえる。そしてキャリア最大の試合の一つで、どれほど多くの人が彼を邪魔しようとしているかを心では理解できるからだ」と話した。
「シーズン序盤、ロウキが涙を流したのを見て、人々が彼を弱気な性格だと勘違いしたのを覚えている」とした上で、「だが、実際には彼はただ野球への情熱を示し、マウンド上で素晴らしいパフォーマンスを見せたいと思っていただけなんだ。今この瞬間でさえ、彼はクローザーであることに満足していないと思う。彼は残りのキャリアを通じて、ドジャースの素晴らしい先発投手でありたいと願っていると思う」と続けた。
ドジャース移籍1年目の今季は先発投手として開幕したが、右肩のインピンジメント症候群により5月から負傷者リスト(IL)入り。メジャー復帰となった9月24日(日本時間25日)の敵地ダイヤモンドバックス戦以降、リリーフとして奮闘している。
本拠地に戻って8日(同9日)に第3戦を迎える。心技体が整った佐々木に、大きな期待が懸かる。
(THE ANSWER編集部)
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