佐々木朗希の起用法は「議論を呼ぶでしょう」 “出し惜しみ”に米放送局も「驚きました」
米大リーグのドジャースは6日(日本時間7日)、敵地フィラデルフィアでフィリーズとの地区シリーズ第2戦に臨んだ。4-1とリードした9回のマウンドにまず上がったのはブレイク・トライネン投手で、第1戦でセーブを挙げた佐々木朗希投手ではなかった。“出し惜しみ”の判断に米国の放送席は驚きの言葉を残している。

4-1の9回先頭から起用せず、2死一、三塁から登板しセーブ
米大リーグのドジャースは6日(日本時間7日)、敵地フィラデルフィアでフィリーズとの地区シリーズ第2戦に臨んだ。4-1とリードした9回のマウンドにまず上がったのはブレイク・トライネン投手で、第1戦でセーブを挙げた佐々木朗希投手ではなかった。“出し惜しみ”の判断に米国の放送席は驚きの言葉を残している。
ブルペンの佐々木は本格的な投球練習をせずに9回を迎えた。4日(同5日)の第1戦では9回に登板し、1安打無失点の快投を見せていた。さらに変則日程で中1日にもかかわらず、デーブ・ロバーツ監督は先頭から登板させなかった。
試合を中継した米放送局「TBS」では、解説のジェフ・フランコーア氏が「ササキが登板していないことに驚いた?」と問いかけると、実況のブライアン・アンダーソン氏が「驚きましたね。彼はクローザーだと思っていましたが。これはギャンブルです」と口にした。
さらに「トライネンを信じるということ。今年は彼にとって散々な年でしたが……。うまくいけばブルペン陣を劇的に変えることが出来ます。事態が悪化すれば、デーブ・ロバーツの決断は議論を呼ぶでしょう」と続けた。
トライネンはボームに中前打、リアルミュートに左翼への二塁打を浴び無死二、三塁、ここでカステヤノスに左翼線へ落ちる適時二塁打を許し1点差に迫られ、ベシアに交代した。そして結局、2死一、三塁から佐々木がマウンドへ。ターナーを二ゴロに打ち取り試合を終わらせ、2つ目のセーブを挙げた。
(THE ANSWER編集部)
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