ベッツが告白した苦悩「最後までここで終えられるか…」 遊撃転向、打撃不振…好転できたワケ
打撃不振を克服できた「心の持ちよう」の変化
デーブ・ロバーツ監督も、8月下旬のレッズ戦で思い当たる瞬間があったようだ。「バックハンドでのプレーを見事に決めた。僕にとっては、ただの機械的な動きではなく、ショートとしての運動能力を発揮したプレーだったように見えた」と振り返っている。
ただ、今季のベッツは深刻な打撃不振にも陥った。記事は多くの人がコンバートの影響と見ていたとするが、ベッツ自身はキャンプ終盤のウイルス感染で20ポンド(約9キロ)も体重が落ち、その後も筋力の低下でスイングを変えざるを得なかったのが原因だとしている。
8月8日(同9日)の試合後には「自分のシーズンは終わった」と口にしたこともあった。ただその後の45試合で、打率.309、OPS.874、ホームラン9本、打点34と復活できた。なぜか。
ベッツはこのタイミングでの変化を「ただ失敗を受け入れた。それによって心の持ちようが変わったんだ」と説明する。「物事を失敗と見るのではなく『ああ、これは違うな』と考えて、次に進めばいいと見るようになったんだ。落ち込むことも、どうすればいいんだ……と悩むこともなくなった。ポジティブに捉えたことで、最終的に状況は好転したんだ」。前向きな心を手に入れたのが、好転の大きな理由だとしている。
(THE ANSWER編集部)
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