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大谷翔平、後輩のために稼いだ「150」 大ブーイング浴びてまで…“注文通り”に各所で称賛

米大リーグのドジャースは4日(日本時間5日)、敵地フィラデルフィアでフィリーズとの地区シリーズ第1戦に臨み、5-3で逆転勝ちした。大谷翔平投手が6回3安打3失点で勝利投手に。9回は佐々木朗希投手が1回無失点でセーブを挙げた。佐々木の登板直前には、打席に入った大谷が“援護”。後輩のために取った行動に賛辞が相次いだ。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

佐々木の登板直前、9回打席中の行動に脚光

 米大リーグのドジャースは4日(日本時間5日)、敵地フィラデルフィアでフィリーズとの地区シリーズ第1戦に臨み、5-3で逆転勝ちした。大谷翔平投手が6回3安打3失点で勝利投手に。9回は佐々木朗希投手が1回無失点でセーブを挙げた。佐々木の登板直前には、打席に入った大谷が“援護”。後輩のために取った行動に賛辞が相次いだ。

 佐々木は、直球の最速が時速101マイル(約162.5キロ)を記録するなど、1回を1安打無失点で初セーブ。ただ、起用が決まったのは直前の攻撃の1死からだったと、本人は試合後の中継インタビューで説明。「ちょっとビックリはしたけれど、走者1人出て時間があったので、自分のペースで作りました」と舞台裏を明かしていた。

 ドタバタ起用の裏では、大谷が後輩をしっかり援護。米専門メディア「ドジャース・ネーション」が公式YouTubeに公開した試合後会見で「(9番を打つ)ウィル(スミス)の打席くらいで朗希が(肩を)作り始めていたので、監督から時間を稼いでほしいというオーダーが出ていました」と明かした。

 実際、四球となった9回の打席では、初球でバントの構え。2ボールとなってから打席に入るまでに時間を使い、そのうえでタイムを要求。打席に入ってから四球になるまで約150秒(2分30秒)を稼いでおり、監督の注文通りに時間を生み出した。

 時間稼ぎに敵地ファンからは大ブーイングが響いたが、NHKで解説していた小早川毅彦氏は「大谷選手が時間作ってくれたので助かりましたよね」と称賛。X上のファンからも「大谷が一瞬見せたあのバントは、時間稼ぎだったんじゃって思うと…グッとくるものがあるわなぁ」「大谷が作った時間はデカかった」などの反応が上がり、大谷の行動には各所で賛辞が相次いでいた。

(THE ANSWER編集部)


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