フィリーズとの地区シリーズ第1戦

　米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は4日（日本時間5日）、敵地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第1戦の9回に登板した。二塁打を1本打たれたものの、きっちり無失点でプロ初セーブをマークした。試合は5-3でドジャースが大事な初戦に勝利。三振を奪った佐々木のスプリットに、米ファンも衝撃を受けていた。

　9回先頭のリアルミュートに対し、佐々木は追い込んでからスプリットを投じた。高めに抜けるような球だったが、ストライクゾーンへと落ちて見逃し三振。リアルミュートは固まってしまったかのように手が出なかった。

　この投球をMLB公式Xなどが動画で紹介すると、米ファンから「この球は俺の顎より速く落ちた」「もはやどうすれば打てるって言うんだ」「これはえげつない投球だった」「ものすごいスプリッターの警報が発動！　ササキが打者を馬鹿のように見せてしまう」「ロウキ、君は我々の新クローザーだ」「まじかよ」「うわああああ、なんて落差だ」「これ見た後、マジで大興奮だった」「バッターですら驚いているじゃないか」「強烈な球だ」などと驚愕の声が続出した。

　プロ初セーブを、重要な地区シリーズ第1戦でマークした佐々木。不調な投手が多いブルペン陣の救世主的な存在として、日米で期待感は日に日に増している。