佐々木朗希、わずか11球の好投に衝撃「なんという武器だ」 圧巻セーブに止まぬ賛辞
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は4日(日本時間5日)、敵地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第1戦の9回に登板した。二塁打を1本打たれたものの、きっちり無失点で自身初セーブをマークした。試合は5-3でドジャースが勝利。米記者は圧巻のピッチングを絶賛している。

敵地フィリーズ戦
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は4日(日本時間5日)、敵地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第1戦の9回に登板した。二塁打を1本打たれたものの、きっちり無失点で自身初セーブをマークした。試合は5-3でドジャースが勝利。米記者は圧巻のピッチングを絶賛している。
先発した大谷翔平投手が6回3失点と試合を作り、2番手グラスノー、3番手ベシアが7回、8回を抑えた。バトンを受けた佐々木が5-3のリードで迎えた9回のマウンドへ。自身初めてのセーブシチュエーションでの登板になった。
リアルミュートへの初球はいきなりこの日最速の162.5キロ。最後は高めから落ちてくるスプリットで見逃し三振を奪い、ベンチの大谷もガッツポーズを見せた。続くケプラーには右翼線二塁打を浴びたが、カステヤノスを二ゴロに打ち取り、最後はストットを三邪飛に抑え無失点。佐々木はマウンド上で吠えた。
米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は、Xで「ロウキ・ササキはドジャースのクローザーだ」とつづって絶賛。「フィラデルフィアの攻撃を封じるのに、わずか11球しか必要としなかった」「このルーキーにとって大きすぎる瞬間などないことは明らかだ。ドジャースにとってなんという武器だ」と、圧巻の投球に脱帽していた。
レッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)第2戦でも9回に登板し、最速は101.4マイル(約163.2キロ)をマーク。鋭いスプリットも投じて打者3人を無安打2奪三振でシャットアウトするなど、圧巻の投球で、不調の選手が多いリリーフ陣の“救世主”として期待されていた。
地区シリーズ初戦で好投した佐々木は試合後、NHKBSの中継で「2点差で点差が前回よりない中、一発で同点という怖さがあったけれど、結果的にゼロで抑えられてよかった」と安堵のコメント。「もう1勝してLAに帰れたら」と、充実感を漂わせた。
(THE ANSWER編集部)
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