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有村智恵&堀奈津佳ペアが大接戦制しV イ・ボミも参戦「大会がずっと続いてくれたら」【エイジェック LADYGO カップ in とちぎ】

女子プロゴルフミドル世代の未来をひらくトーナメント「エイジェック LADYGO カップ in とちぎ」が4日、栃木・セブンハンドレッドCで開催された。3回目となる今大会には30歳から45歳の経験豊富な女子プロゴルファー30名が出場し、2人1組のダブルス戦で競い合った。

優勝した堀奈津佳プロ(左)、有村智恵プロ【写真:大会事務局提供】
優勝した堀奈津佳プロ(左)、有村智恵プロ【写真:大会事務局提供】

ミドル世代女子プロによる熱戦、プレーオフで決着

 女子プロゴルフミドル世代の未来をひらくトーナメント「エイジェック LADYGO カップ in とちぎ」が4日、栃木・セブンハンドレッドCで開催された。3回目となる今大会には30歳から45歳の経験豊富な女子プロゴルファー30名が出場し、2人1組のダブルス戦で競い合った。

 競技は18ホール変則ストロークプレー(前半9ホールは「スクランブル方式」、後半9ホールは「オルタネート方式」)で実施。「有村智恵&堀奈津佳」ペアと「鈴木麻綾&照山亜寿美」ペアが8アンダーで並び、プレーオフに突入。大接戦の末、有村&堀ペアが優勝を飾った。

 また、イ・ボミ&ユン・チェヨンのペアも出場。ボミは「今回2人で回ることができて、すごく楽しかったです」と振り返り、「お母さんになっている選手が頑張っていたので、私もそうなった時にまた出たい。この大会がずっと続いてくれたら」と語った。

 大会はLADYGOと株式会社エイジェックの共催で行われ、賞金総額700万円。優勝ペアには賞金200万円のほか、とちぎ和牛や宇都宮みんみんの冷凍生餃子など副賞も贈られた。会場には多くのファンが来場し、熱戦に大きな拍手が送られた。

■有村智恵コメント

「最後の3ホールくらいはパッティングを決めていなくて、なっちゃん(堀奈津佳プロ)が全部決めてくれたので、優勝したぞという感覚ではないのですが、最後はしびれる中で、ゴルフができて楽しかったです。きょうは“堀奈津佳を今後の試合でどう活躍させるか”というテーマがあったのですが、アドバイス一つでどんどん覚醒してくれて、ホールを重ねるごとに心強いパートナーになってくれました。これからの活躍がすごく楽しみです。今後の LADYGO カップでは、ゴルフを通じていろんな人たちの人生や幸せを観れる機会をつくれれば。これから選手としても、大会運営側としても、どちらも頑張っていきたいです」

■堀奈津佳コメント

「優勝の緊張感と喜びが、本当に久しぶりなので率直に嬉しいです。一瞬でツアーで優勝したときの記憶がよみがえったというか、こんな光景を見たな、というのを思い出していいものだなと感じました。きょうは、有村智恵さんにいろいろなことを教わりながら、ラウンドしました。この一日ですごくレベルアップしたのを感じてるので、本当に感謝しています。今まで長い間ゴルフをやってきましたが、きょうの私が一番ゴルフうまいです(笑)。シーズンもまだまだ続きますし、今回学んだこと、きょう見た景色を忘れないようにして、次の試合でも優勝目指して頑張りたいです」

大会に参戦したイ・ボミプロ【写真:大会事務局提供】
大会に参戦したイ・ボミプロ【写真:大会事務局提供】

■イ・ボミコメント

「今回(ユン・チェヨンと)2人で回ることができて、すごく楽しかったです。緊張は全然なかったですね。でも私のプレーを見に来てくれたファンの前で、思うようなプレーができなかったので自分が許せないです。日本女子オープンなどの大きな試合がやっている中でも、それでもこんなにたくさんのファンが来てくださって、とても幸せでした。きょうは、お母さんになっている選手が頑張っていたので、私もそうなった時にまた出たいなと思ったので、この大会がずっと続いてくれたらなと思います。プレー自体、ショットは悪くなかったんですけど、やはりパッティングが…。長いパッティングが入ってくれたら、流れも変わっていたので残念です。今のレベルでは、やはり試合に出るなんて無理ですねということを学んで帰ります(笑)。勝負どころでは、集中したし、緊張感もあったのであまり笑えなかったですけど、皆さんが温かい声をかけてくれて嬉しかったです」

■福田真未コメント

「試合を終えて、一番は楽しかったです。始まる前からすごい楽しみにしていました。出産したばかりでどうなるかと思ったんですけど、子どもを連れてきて試合ができるということで、本当にありがたかったです。出産してすぐに、(成田)美寿々ちゃんと会うことがあって、誘ってくれました。せっかく出れるチャンスがあるなら頑張りたいなと。育児しながらの間、なるべく練習に行きました。こんなに多くのギャラリーの皆さんがいる中で、ラウンドができて幸せな気持ちになりましたし、いいきっかけになりました。試合ではアイアンの距離感が全然つかめなかったので、チャンスに付けられなかったので悔しいですね。試合に出てみないと分からないことがたくさんありました。学ぶことや課題も見つかったので、明日から育児と練習頑張りたいです」

(THE ANSWER編集部)

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