耳に入った事実に「えぇ~!?」 三段跳び女王・高島真織子、挑戦と試行錯誤の1年が実を結んだ「13m64」【国スポ】

成長を実感した2025年 来年はアジア大会制覇&日本記録樹立が目標
今季は9月の東京世界陸上を大目標に挑戦と試行錯誤を繰り返した。
昨オフからフォームを見直し、海外競技会にも参戦。日本選手権で6連覇中だった森本麻里子を抑えて初優勝を飾った。8月の実業団・学生対抗は自己ベストの13メートル94を記録。さらに追い風参考ながら14メートル25で日本記録を上回る大ジャンプを披露した。
2大会連続出場となった世界陸上は13メートル66で日本勢初の決勝進出は逃したが、歴代最高25位と奮闘した。
「世界陸上に出るために1月から海外遠征もし、調整が難しいところは正直あった。ピークコントロールがちょっと甘いな、経験不足かなと感じるところはあったけど、記録のアベレージ自体は去年から上がっている」
そう言って「成長はできているのかな」と自分を認めた言葉に充実感が滲む。
「毎回何かしら試している感じ。今回も(記録は)5本目になったけど、試合の中で言われたことを調整・修正していく力は見についてきている。そこは評価できる……ちょっと器用になってるかなと思います(笑)」
来季は9月に行われるアジア大会が大目標。「そこで優勝して国際試合で結果を残すことを目標に。今年は追い参(追い風参考)になりましたけど、来年は公認で残したい」と言い、日本記録樹立にも意欲を見せた。
ちなみに、今月から所属先の九電工がクラフティアに社名変更。「私もまだ九電工と言っちゃいそう(笑)。クラフト、イノベーション、アクションでクラフティア。よろしくお願いします!」とアピールも忘れない。
来年はアジア大会優勝者、そして日本記録保持者に「高島真織子」の名を刻む。
(THE ANSWER編集部)
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