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国スポで久保凛が仰天の30m大逃げ 涙の世界陸上から再起「(疲労は)意外と全然ない」悠々決勝進出

第79回国民スポーツ大会(国スポ)の陸上競技は3日、滋賀・平和堂HATOスタジアムで第1日が行われ、少年女子A800メートル予選に日本記録保持者・久保凛(大阪・東大阪大敬愛高3年)が登場。一時30メートル以上をつける独走を演じ、2分6秒20で決勝進出を決めた。

国スポの少年女子A800メートル予選に出場した久保凛(右)【写真:中戸川知世】
国スポの少年女子A800メートル予選に出場した久保凛(右)【写真:中戸川知世】

国民スポーツ大会陸上第1日

 第79回国民スポーツ大会(国スポ)の陸上競技は3日、滋賀・平和堂HATOスタジアムで第1日が行われ、少年女子A800メートル予選に日本記録保持者・久保凛(大阪・東大阪大敬愛高3年)が登場。一時30メートル以上をつける独走を演じ、2分6秒20で決勝進出を決めた。

 久保があっと驚く独走で貫録の決勝進出だ。号砲直後から飛び出し、オープンレーンになると同時に2番手以下を突き放した。その距離は10メートル、20メートルと広がっていく。2周目のバックストレートに入ると30メートルはあろうかという差に。ラストは緩めて10メートルほどに詰まったものの、軽やかなストライドでフィニッシュラインを駆け抜けた。

 2着とは2秒48差をつけて決勝進出。「(疲労は)意外と全然なくて、リラックスして走れています」と振り返った久保。9月の東京世界陸上は涙の予選敗退に終わった。レースが行われたのは9月18日。「帰ってきて、ちょっとはゆっくりしたけど、部活もあったのでしっかりと練習した」。9月22日頃から再びペースを上げ、トレーニングを積んできた。

 世界陸上で「世界の舞台で戦うために必要なこと」を学んだという。「世界で自分のレースができないと強くなれないと思った。世界でも堂々としたレースをするのが大切なんだと思った」。明日4日の決勝が今季ラストの800メートル。「自己ベストを出したい。大阪の皆さんに支えてもらっている分、しっかり結果で恩返しがしたい」と誓った。

(THE ANSWER編集部)


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