“クローザー佐々木朗希”に愛称誕生? 米記者が重ねたレジェンドの姿「私も考えた」
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手がリリーフとして見せた新たな可能性に、早くも米記者からニックネームが寄せられている。

レッズ戦快投で比較される「Kロッド」評価急上昇の証し
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手がリリーフとして見せた新たな可能性に、早くも米記者からニックネームが寄せられている。
佐々木は1日(日本時間2日)に行われたレッズとのワイルドカードシリーズ第2戦に救援登板。9回の1イニングを打者3人で終わらせる支配的な投球を見せた。先頭のスティア、続くラックスと連続で空振り三振を奪い、ヘイズを遊飛に仕留めてチームを8-4の勝利に導いた。直球の最速は101.4マイル(約163.2キロ)をマークした。
この投球を自身のXで称えたのが、ドジャースの地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のビル・プランケット記者だ。ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長が佐々木について「とても助けになるし才能豊かだ」と語ったのを伝え「助けになるだと? 消火ホースが鎮火の助けになるみたいにか? ササキはポストシーズンを変革出来るようなダイナミックな救援陣の武器として登場した」と賛辞を並べたてた。
この投稿に「Kロッド2.0??」と愛称を提案したのが「ロサンゼルス・タイムズ」のマイク・ディジョバンナ記者。プランケット記者も「その比較は私も考えたよ。確かにね」と返し、かつての名クローザーを思い出していたようだ。
「Kロッド」ことフランシスコ・ロドリゲスは2017年に引退するまで通算948試合登板、437セーブを残した。2002年9月にエンゼルスでデビューすると、同年のプレーオフでは11試合に救援し、防御率1.93、5勝1敗。ワールドシリーズ制覇に貢献した。キャリアの大半で、鋭く変化するスライダーと160キロに迫る直球を武器とした。2008年のエンゼルス時代にはシーズン62セーブの大リーグ記録を残している。
佐々木は大リーグ移籍1年目の今季、開幕から先発ローテーションに入ったものの苦戦。右肩を痛めて5月には負傷者リスト(IL)入りしていた。シーズン終盤に来てリリーフ投手として復活し、チームの弱点を埋める可能性を見せており、米国での評価も急上昇している。
(THE ANSWER編集部)
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