桃田賢斗「連覇を狙える立場は光栄」 五輪出場権へ重要な一戦、7月のジャパンOPへ意欲
各国の強豪にマークされる中での大会「優勝できれば、本当に自信になる」
ダイハツヨネックスジャパンオープンは、東京五輪と同じ会場で行われる。今回は、五輪のテストイベントとして行われるため、例年より早い時期の開催となる。昨年、直前に世界選手権を優勝した桃田は、この大会で初優勝を飾り、世界一の実力を示して国内のファンを喜ばせた。
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その後、昨年9月末からは世界ランク1位をキープし、東京五輪の金メダル筆頭候補としての地位を確立。現在は、世界各国の強豪が対策を練って挑んで来る状況となっているが、桃田は「前回は勢いのまま全部ストレートで優勝できたけど、世界ランク1位で臨む大会は、苦しいものになると思う。でも、(意識して)狙って優勝をできると、本当に自信になる。連覇をできれば(直後の8月に行われる)世界選手権にも良い流れになると思う」と進化した姿で立ち向かう構えだ。
7月、日本のファンの前で世界の強力包囲網を突破して連覇を飾ることができれば、約1年後に控える東京五輪の金メダル獲得をイメージさせる勝利となる。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)