ナダル、赤土で躍動 圧巻バックハンドドロップに海外喝采「これこそキングの所以」
テニスのモンテカルロ・マスターズは17日、シングルス2回戦で世界ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)が世界ランク22位のロベルト・バウティスタ=アグート(スペイン)に6-1、6-1で圧勝。4連覇へ向けて好発進を決めた。ATP公式中継サイト「テニスTV」は第1セットで見せた、見事なバックハンドでのドロップショットに脚光。動画を公開すると、ファンは喝さいを上げている。
「ナダルが帰ってきた!」世界22位に2ゲームしか与えず圧勝
テニスのモンテカルロ・マスターズは17日、シングルス2回戦で世界ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)が世界ランク22位のロベルト・バウティスタ=アグート(スペイン)に6-1、6-1で圧勝。4連覇へ向けて好発進を決めた。ATP公式中継サイト「テニスTV」は第1セットで見せた、見事なバックハンドでのドロップショットに脚光。動画を公開すると、ファンは喝さいを上げている。
クレーの帝王が赤土で躍動した。第1セットだ。第5ゲーム。自身のサービスからのラリー。相手の鋭いショットも難なくリターンすると、緩急をつけられた一打に対して猛然とダッシュすると、逆にナダルが意表をつくバックハンドでのドロップショット。スライスにかかった一打に、バウティスタ=アグートは返すのが精いっぱいとなり、最後はがら空きとなった逆サイドにソフトに決めた。
赤土のコートでは他の追随を許さないナダルの盤石の内容。わずか76分で試合を決め、3回戦進出。テニスTVは「彼の能力が最も輝くホームに帰ってきた」と題して動画を公開。32歳という年齢を全く感じさせない華麗なプレーに、ファンも称賛を送り続けている。
「ナダルが帰ってきた!」
「キング」
「ビースト」
「これこそが彼が『キング・オブ・クレー』と呼ばれる所以」
「がんばれラファ」
「キング・オブ・クレー!」
「尋常じゃない」
2005年から8連覇。昨年大会では決勝で錦織圭を破って11度目の優勝を遂げたナダル。帝王を止める選手は現れるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)