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ボストンマラソンで驚異のタイム 61歳女性が3時間5分の快走 米称賛「カッコいい」

今年で123回目を迎えた伝統のボストンマラソンが15日、行われた。昨年大会覇者でプロ転向後初戦だった川内優輝(あいおいニッセイ同和損害保険)は2時間15分29で17位。日本勢の最高は昨年のアジア大会覇者・井上大仁(MHPS)で2時間11分53秒で12位だった。一方で多彩な参加者が出場し、大会を盛り上げたが、米メディアは61歳にして3時間5分18秒の好タイムをマークした女性ランナーに脚光。海外のマラソン愛好者からも拍手が降り注いでいる。

ジョーン・ベノイト・サミュエルソン【写真:AP】
ジョーン・ベノイト・サミュエルソン【写真:AP】

川内ら出場、伝統の大会で61歳の女性ランナーに脚光

 今年で123回目を迎えた伝統のボストンマラソンが15日、行われた。昨年大会覇者でプロ転向後初戦だった川内優輝(あいおいニッセイ同和損害保険)は2時間15分29で17位。日本勢の最高は昨年のアジア大会覇者・井上大仁(MHPS)で2時間11分53秒で12位だった。一方で多彩な参加者が出場し、大会を盛り上げたが、米メディアは61歳にして3時間5分18秒の好タイムをマークした女性ランナーに脚光。海外のマラソン愛好者からも拍手が降り注いでいる。

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 61歳とは思えない、若々しい快走だった。米国のジョーン・ベノイト・サミュエルソンさんは被っていたキャップを脱ぎ、沿道の声援に応えながらゴール。最後まで力強い走りは衰えなかった。

 米紙「ザ・ボストン・グローブ」を発行するボストン・グローブ・メディアパートナーズが運営するウェブサイト「ボストン・コム」では「ボストンマラソン2019から、見るべき10のシーン」の一つとして、サミュエルソンさんの力強いランをピックアップ。サミュエルソンさんは1979年大会の優勝者で、1984年のロサンゼルス五輪の金メダリストでもある、かつてのマラソン女王の健在ぶりを伝えている。

「1979年に当時21歳でこのレースに優勝したジョーン・ベノイト・サミュエルソンが、当時の記録から40分プラスしたタイム以内にゴールするという、目標を達成した。61歳の彼女のタイムは3時間5分18秒で、1マイル7.01分のペースだった」

 記事では21歳当時のタイムからわずか40分遅れでゴールしたことに拍手を送っている。

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