[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

世界陸上で涙誘うワンシーン、日本の長距離女子2人が「素敵すぎます」 山本有真の投稿に喝采

陸上の世界選手権東京大会は21日に閉幕。心打たれる数々の名シーンが生まれた。そんな中、第6日の18日に行われた女子5000メートル予選に出場した山本有真(ゆま、積水化学)は、田中希実(New Balance)とのレース後のやり取りが話題に。自身のインスタグラムで写真とともに、今後の決意を記した。

世界選手権の女子5000メートルに出場した山本有真【写真:中戸川知世】
世界選手権の女子5000メートルに出場した山本有真【写真:中戸川知世】

東京世界陸上が閉幕

 陸上の世界選手権東京大会は21日に閉幕。心打たれる数々の名シーンが生まれた。そんな中、第6日の18日に行われた女子5000メートル予選に出場した山本有真(ゆま、積水化学)は、田中希実(New Balance)とのレース後のやり取りが話題に。自身のインスタグラムで写真とともに、今後の決意を記した。

 予選1組、山本は自らのため、そして田中のためににレースを先頭で引っ張った。18位で予選落ちとなったが、田中は4大会連続の決勝進出。疲れ果てたレース後、2人は手を握り、ハグで健闘を称えあった。

 インスタグラムにその写真を投稿した山本は「誰かのために。誰かと一緒に頑張る。それだけで、不思議なくらい内側から力が湧いてくる。1人だったらきっと怖かったはずなのに、気づけば怖さより楽しみの方が大きくなっていました。尊敬する背中はまだまだ遠いけど、私なりに一歩ずつ頑張っていきたいです」とつづった。過去にもあった同じような写真も公開している。

 山本は取材に対し、大会前に田中と食事した際に「つくってほしいペースがあったら言ってください」と聞いたという。スローペースのラスト勝負を避けたい田中は、「スローになったら72秒くらいで6周半押してほしい」と答えた。そのペースに乗れば、山本も自己記録を狙える。全力で作戦を遂行した。

 美しき献身を見せた山本の写真には、ファンから「有真選手と田中希実選手の関係すてきすぎます」「田中さんの愛、有真さんの感謝とリスペクト めっちゃカッコいい」「家族に、今回の有真さんと田中さんのエピソード思わず熱く語りました」「このシーンは本当に好きでした」などとコメントが書き込まれている。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
CW-X CW-X
lawsonticket
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集