今度は左足で強烈ミドル「ゴールに満足しています」

　海外サッカー、スペインリーグの名門レアル・マドリードのカデーテA（U-16）に所属するMF中井卓大が2戦連発となるゴラッソを決めた。現地時間14日のリーグ第26節コンプルテンセ・アルカラ戦、エリア外から左足一閃。強烈な弾丸ミドルを叩き込む瞬間を、自身のインスタグラムに動画付きで公開すると、ファンから「素晴らしい」「名手だ」「ゴラッソ!!」と絶賛の嵐が吹き荒れている。

　スペインで成長を続ける15歳のピピ君が前節に続いて超絶ミドル弾で沸かせた。0-0の前半12分。エリアのやや外でボールを受けると、ワントラップでボールをコントロール。そして思い切って左足を振り抜くと、ゴールの左隅にズドン。飛びついたGKも成す術がない。シュートのコース、スピード、すべてが完璧なゴラッソだった。

　ゴール後にはお辞儀セレブレーションで、チームメートと喜びを分かち合った中井。自身のインスタグラムにはスペイン語で「日本に行く前の素晴らしい勝利。ゴールに満足しています」とつづり、ゴールシーンを動画で公開している。すると現地ファンを中心に海外のサッカー通も、弱冠15歳のスーパーゴールに称賛のコメントを続々と寄せた。

「素晴らしい」
「ゴラッソ!!」
「いいぞ」
「絶好調だね」
「名手だ」

　前節では25メートルの超絶ミドルを突き刺しており、これで2戦連発。しかもいずれもゴラッソだ。中井の進化の速度は実に早い。