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「少しお尻が触れて…」 世界陸上で無情、やり投げ女子は抗議実らずも「成長感じられる試合」上田百寧

国立競技場で行われた陸上の世界選手権東京大会は、21日に閉幕した。日本勢はもちろん、海外の超人たちが躍動した9日間の大舞台。女子やり投げに出場した上田百寧(ゼンリン)は21日にインスタグラムを更新し、応援への感謝とともに3投目のファウルに関する抗議の“その後”をつづった。

女子やり投げに出場した上田百寧【写真:松尾/アフロスポーツ】
女子やり投げに出場した上田百寧【写真:松尾/アフロスポーツ】

東京世界陸上が21日に幕

 国立競技場で行われた陸上の世界選手権東京大会は、21日に閉幕した。日本勢はもちろん、海外の超人たちが躍動した9日間の大舞台。女子やり投げに出場した上田百寧(ゼンリン)は21日にインスタグラムを更新し、応援への感謝とともに3投目のファウルに関する抗議の“その後”をつづった。

 上田はパリ五輪金メダリストの北口榛花とともに、19日の予選A組に登場。1投目に57メートル18、2投目に60メートル49をマークし、3投目に臨んだ。

 力強い助走からやりを放つと、60メートル49を越える位置に突き刺さった。だが、上田は勢いそのままに前にダイブするような形に。なんとか白線を越えないようにこらえたが、判定は無情のファウルだった。

 結果は予選落ち。決勝進出ラインが49センチ差の60メートル98だったため、悔やまれる1投となった。試合後、上田は「最後の投てきがファウルかファウルじゃないか抗議中みたいで」と日本チームが抗議したことを明かしていた。

 大会が閉幕した21日、自身のインスタグラムを更新。「応援ありがとうございました」と感謝をつづった上で、「3投目は少しお尻が線に触れていたそうです ビデオで確認してもらってファウルという判定でした。 惜しい投擲だったので悔やまれますが、自分の成長が感じられる試合となりました!」と抗議の“その後”について明かしていた。

(THE ANSWER編集部)

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