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トゥクタミシェワ、復活イヤー有終の3A炸裂 米記者絶賛「なんて最高の道のりだ」

フィギュアスケートの世界国別対抗戦(マリンメッセ福岡)は13日、女子フリーが行われ、エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)は3回転アクセルを完璧に決め、自己ベストを大きく更新する153.89点で紀平梨花(関大KFSC)らを抑えて1位。復活のシーズンを最高の形で締めくくった。名物の米記者は「なんて最高の道のりだ」と絶賛している。

エリザベータ・トゥクタミシェワ【写真:Getty Images】
エリザベータ・トゥクタミシェワ【写真:Getty Images】

自己ベスト大幅更新の153.89点マーク、ウォン記者「今季見せた最高の3Aの2つ」

 フィギュアスケートの世界国別対抗戦(マリンメッセ福岡)は13日、女子フリーが行われ、エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)は3回転アクセルを完璧に決め、自己ベストを大きく更新する153.89点で紀平梨花(関大KFSC)らを抑えて1位。復活のシーズンを最高の形で締めくくった。名物の米記者は「なんて最高の道のりだ」と絶賛している。

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 リーザが福岡に熱狂を巻き起こした。冒頭の3回転アクセル。まるで、それが簡単であるかのように軽々と跳び、高い跳躍から完璧に決めた。一気に会場を惹き込むと、以降もミスのない演技を披露。情熱的かつ妖艶な“らしい”表現力を発揮し、リンクを完全に自分のものにした。滑り終えると、日本のファンから割れんばかりの喝采が降り注いだ。

 自己ベストを10点近く更新するハイスコア。米国のジャッキー・ウォン記者は自身のツイッターで「またもやエリザベータ・トゥクタミシェワが好調のトリプルアクセル―彼女が今季見せた中で、最高の2つだ」と冒頭の3回転アクセルを絶賛。「彼女がこの輝きを来シーズンにも繋げることができれば」とした上で、今季を振り返り「なんて最高の道のりなんだ」と称えた。

 15年の世界選手権を制した女王は、母国の若い選手の台頭で近年は苦しんんできたが、今季はグランプリ(GP)シリーズのスケートカナダを制するなど、華麗に復活。一方、12月に肺炎を患った影響でロシア選手権、欧州選手権に出られず、世界選手権の代表から漏れ、悔しい思いを胸に、今季最終戦となる福岡の地に乗り込んでいた。

 シーズン集大成で見せた完璧な演技。来シーズンも3回転アクセルを武器に、銀盤を“リーザ色”に染め上げてくれそうだ。

(THE ANSWER編集部)


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