世界陸上で大痛恨…ラスト10m流して2人抜かれ「0秒006差」敗退 払った代償「僕の責任だ」
陸上の世界選手権東京大会は連日、国立競技場で熱戦が繰り広げられている。第5日の17日に行われた男子200メートル予選で、ラストを流して準決勝進出を逃した米国選手がインスタグラムで「教訓を学んだ」とつづった。

東京世界陸上
陸上の世界選手権東京大会は連日、国立競技場で熱戦が繰り広げられている。第5日の17日に行われた男子200メートル予選で、ラストを流して準決勝進出を逃した米国選手がインスタグラムで「教訓を学んだ」とつづった。
痛恨のラスト10メートルだった。17日の男子200メートル予選1組、ロバート・グレゴリーは直線に入り、準決勝進出ラインの3番手。ただ、内側の3、4レーンの1、2番手を見て確信したのか、ラスト10メートルをやや流す形に。すると、2レーン空いた大外8、9レーンから追い上げた2人にかわされ、5着でフィニッシュした。
24人が進む準決勝には予選全6組の4着以下の中からタイム上位6人に入るしかなかったが、当落線の全体24番目でグレゴリーを含む3人が20秒43で並んだ。ただ、グレゴリーは全体24位から0秒006差の26位。予選敗退が決まった。
グレゴリーはレースから3日後の20日、自身のインスタグラムを更新。「教訓を学んだ。思い描いていたようなシーズンの終わり方ではなかった。それは僕の責任だ」とつづった。
そのうえで「だが、たった一つのレースがシーズン全体を台無しにするなんてことはない。プロとして最初の1年は、恵みと人生を変えるような出来事ばかりだった。神に栄光を捧げ、感謝することしかできない。これが最後でも、まぐれでもないことを約束する。また戻ってくるのでお楽しみに」とし、前を向いていた。
(THE ANSWER編集部)
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