「解説困ってる」「あり得ない」 やり投げ衝撃の“側転スロー” 着地ピタリ【追憶の世界陸上】
陸上の世界選手権東京大会は21日までの9日間、国立競技場で熱戦が繰り広げられている。今大会が20回目となる大舞台では、過去に記憶に残る様々なシーンがあった。1991年以来、34年ぶりに東京で開催されるこの機会に「追憶の世界陸上」として振り返る。2022、23年大会では男子やり投げのレアンドロ・ラモス(ポルトガル)のダイナミックな投法が話題となった。

男子やり投げのレアンドロ・ラモス
陸上の世界選手権東京大会は21日までの9日間、国立競技場で熱戦が繰り広げられている。今大会が20回目となる大舞台では、過去に記憶に残る様々なシーンがあった。1991年以来、34年ぶりに東京で開催されるこの機会に「追憶の世界陸上」として振り返る。2022、23年大会では男子やり投げのレアンドロ・ラモス(ポルトガル)のダイナミックな投法が話題となった。
2000年9月21日生まれのラモスは2022年5月、21歳の若さで84メートル78をマーク。ポルトガル記録を樹立した。
初めて世界の大舞台に立ったのが2022年のオレゴン世界陸上。77メートル34で予選落ちとなったが、ダイナミックな投法に注目が集まった。
軽快に助走してから、やりを放つとそのままの勢いで側転。体操選手のような動きを見せていたが、翌年のブダペスト大会でも話題をさらった。
この大会も74メートル03で決勝進出には届かなかったが、側転スローを披露。ラインオーバーにならずに白線手前でピタリと“着地”を止めた。
当時の地上波中継にもばっちり映り、X上の日本ファンからは「やっていた身からするとありえない…」「5回くらい見直した」「丁度線の手前で止まっているのすごい」「いろいろとおもろすぎる」などの声が上がっていた。
昨夏のパリ五輪も予選落ちだった24歳は、今大会にもエントリー。17日の予選で76メートル65に終わり、決勝に進むことはできなかった。
(THE ANSWER編集部)
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