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男子200m、王者ライルズが圧巻4連覇! ボルトに並ぶ史上最多V4の快挙、衝撃の19秒52に国立熱狂【東京世界陸上】

陸上の世界選手権東京大会第7日が19日、国立競技場で行われた。男子200メートル決勝は、ノア・ライルズ(米国)が19秒52(無風)で4連覇を達成。ウサイン・ボルト以来の偉業となった。

男子200メートルで金メダルを獲得したノア・ライルズ【写真:中戸川知世】
男子200メートルで金メダルを獲得したノア・ライルズ【写真:中戸川知世】

東京世界陸上第7日

 陸上の世界選手権東京大会第7日が19日、国立競技場で行われた。男子200メートル決勝は、ノア・ライルズ(米国)が19秒52(無風)で4連覇を達成。ウサイン・ボルト以来の偉業となった。

 国立を埋めた大観衆が、史上最高レベルの決戦の証人となった。100メートルは銅メダルに終わったライルズが、強力ライバルを撃破して4連覇を達成した。

 100メートル決勝と同じく、スタート前に名前がコールされると「ドラゴンボール」の元気玉のポーズ。序盤は予選と準決勝で衝撃の走りをしていたレベル(ジャマイカ)に先行されたが、後半に伸びて逆転した。

 決勝進出ラインが20秒を切る19秒98は史上最速。20秒23で準決勝1組6着だった鵜澤飛羽(JAL)が、自身のXで「+のタイムが19秒台こりゃ今の自分じゃ無理です」と白旗をあげるほど異次元の決勝だった。

 銀のベドナレク(米国)も今季ベストの19秒58、銅のレベルは自己ベストの19秒64。4位・テボゴ(ボツワナ)は0秒01差でメダルを逃した。

(THE ANSWER編集部)

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