空振り後の珍事… 27歳右腕の“股抜きカーブ”に米仰天「おかしな動きしてる」
米大リーグであまりに変化の大きいカーブに打者が対応しきれず、空振りした股をボールが抜くという珍事が発生。実際のシーンをMLBが動画付きで公開し、「えげつない」「おかしな動きをしている」「ウィッフルボールを投げてんのか!?」などとファンを驚かせている。
ア軍トリビーノが投じた変化球、MLBが「股抜き」と紹介して話題に
米大リーグであまりに変化の大きいカーブに打者が対応しきれず、空振りした股をボールが抜くという珍事が発生。実際のシーンをMLBが動画付きで公開し、「えげつない」「おかしな動きをしている」「ウィッフルボールを投げてんのか!?」などとファンを驚かせている。
空振りをしたのに……。仰天の1球で話題を呼んでいるのが、アスレチックスの右腕ロウ・トリビーノ投手だ。11日(日本時間12日)のオリオールズ戦、7回1死満塁から登板し、2死の後、迎えた左打者ムリンスへの初球だった。投じたのは緩いカーブ。ブレーキの利いた1球はベース手前で落ち、バウンドした。しかし、あまりの落差に打者のバットが出た。
敢えなく空振り。ただ、驚きはこの後だ。足元に食い込みながら落ちた白球は体勢を崩したムリンスの股の間を通過したのだ。幻惑したのは相手ばかりではなく、味方も。捕手が捕球することができずに暴投となり、1球を献上してしまったのだ。“股抜き空振り”にワイルドピッチというなんとも珍しいシーンとなった。
MLB公式ツイッターは「股抜き」とつづり、実際のシーンを動画付きで公開すると「えげつない」「おかしな動きをしている」「オーノー」「悪球に酷いスイング」「ウィッフルボールを投げてんのか!?」「凄く面白い」などとコメントが相次ぎ、投げた投手、空振りした打者に対して、それぞれ驚いた様子だった。
結局、この後にタイムリー二塁打を浴びるなど、登板時にいた走者3人をすべて返してしまったトリビーノ。結果としてはほろ苦いものとなってしまった。
(THE ANSWER編集部)