世界陸上で失格、選手押しのけ→決勝消滅 「失望」から中3日…パリ五輪王者が雪辱へ、甦った「自信」
陸上の世界選手権東京大会(国立競技場)は19日、男子5000メートル予選が行われ、コール・ホッカー(米国)は組3着で決勝進出を決めた。15日に行われた1500メートル準決勝はよもやの失格処分に。失望を明かしていたが、きっちりと雪辱のファイナルへ駒を進めた。

東京世界陸上
陸上の世界選手権東京大会(国立競技場)は19日、男子5000メートル予選が行われ、コール・ホッカー(米国)は組3着で決勝進出を決めた。15日に行われた1500メートル準決勝はよもやの失格処分に。失望を明かしていたが、きっちりと雪辱のファイナルへ駒を進めた。
ホッカーにとって予想外だったのは15日の1500メートル準決勝。パリ五輪で金メダルを獲得している種目で、最後の直線走路で他選手を押しのけたとされ、処分が下された。米国代表は抗議したが、棄却。「1500メートルのタイトルを守るチャンスを得られなかったことに、とてつもなく失望している」とSNSで失意の胸中を明かしていた。
しかし、中3日で迎えたレースはきっちりと切り替え、13分13秒41の組3着で悠々と決勝進出。米放送局「NBC」のインタビューに応えたホッカーは「ただ忍耐強くいることだけを考えていた。5000メートルは全く別のレース。残り2周になっても、完全に自信があった」と胸を張った。
決勝に向けては「ものすごく自信があるよ」と豪語。「この種目に全てを懸けているし、今このレースに出られることを幸運だ。全力を尽くして、シーズンを通して行ってきた努力のすべてを見せたい」と意気込んだ。終わりよければすべてよし、となるか。
(THE ANSWER編集部)
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