山本有真の美しい献身に涙 仲間のために「まさに心臓を…」巨人に挑んだ調査兵団“ユマ”【東京世界陸上】
陸上の世界選手権東京大会は連日、国立競技場で超人たちが熱戦を繰り広げている。第6日の18日に行われた女子5000メートル予選で、山本有真(ゆま、積水化学)はスタート前に人気アニメ「進撃の巨人」のポーズ。物語と同様の献身にネットでは感動が広がっている。

東京世界陸上
陸上の世界選手権東京大会は連日、国立競技場で超人たちが熱戦を繰り広げている。第6日の18日に行われた女子5000メートル予選で、山本有真(ゆま、積水化学)はスタート前に人気アニメ「進撃の巨人」のポーズ。物語と同様の献身にネットでは感動が広がっている。
日本記録保持者の田中希実(New Balance)と同じ1組に入った山本は、スタート前に名前がコールされると、拳を握った右手を左胸のあたりに置いた。
人気アニメ「進撃の巨人」の調査兵団の「心臓を捧げよ」のポーズ。世界記録保持者チェベト(ケニア)らとのレースで、熱い走りを見せた。
食事をともにした際、山本は田中に聞いた。「つくってほしいペースがあったら言ってください」。スローペースのラスト勝負を避けたい田中は、「スローになったら72秒くらいで6周半押してほしい」と答えた。
そのペースに乗れば、自らも自己記録を狙える。自分のため、そして田中のために山本は全力で作戦を遂行。山本は18位で予選落ちとなったが、田中は4大会連続の決勝進出を決めた。
レース後、2人は熱い抱擁をかわした。ネットの陸上ファンにも感動が広がり、Xには様々な声が上がった。
「山本選手、まさに心臓を捧げたなぁ」
「海外の巨人達に対応するため血路を開くべく心臓を捧げた山本選手」
「田中さんを決勝行かせるためにほんとに心臓を捧げてペースメーカー買って出たのガチかっこいい」
「山本選手は心臓を捧げる走りをして田中選手を後押し」
山本の後押しを受けた田中は、20日の決勝で2大会連続の入賞を目指して激走する。
(THE ANSWER編集部)
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