世界陸上でハプニング 脚にトラブルで急失速、8番手も…「0.001秒」同タイムの奇跡で“9人決勝”へ
陸上の世界選手権東京大会(国立競技場)第6日は18日、女子200メートル準決勝でアンソニーク・ストラチャン(バハマ)がゴール前で脚に異変が起こり、失速しながら組4着でゴール。しかし、全体タイム8番手で1000分の1秒まで他組の選手と並び、決勝進出するミラクルとなった。

東京世界陸上第6日
陸上の世界選手権東京大会(国立競技場)第6日は18日、女子200メートル準決勝でアンソニーク・ストラチャン(バハマ)がゴール前で脚に異変が起こり、失速しながら組4着でゴール。しかし、全体タイム8番手で1000分の1秒まで他組の選手と並び、決勝進出するミラクルとなった。
シェリカ・ジャクソン(ジャマイカら)ら実力者がそろった準決勝2組。ストラチャンは直線に入り、3番手争いを演じていたが、ゴール前20メートル付近で急失速。4着でゴールした。左脚を引きずるようにして太もも裏を押さえ、苦悶の表情を浮かべた。
しかし、タイムはシーズンベストの22秒48で全体8番手。決勝は全3組の各組2着以内+タイム上位2人まで。他組にも同タイムの選手がいたが、なんと1000分の1秒まで並び、ともに決勝進出を決めた。ファイナルは9人で行われることになった。
思わぬハプニングに襲われながら迎える決勝。レース後、ストラチャンは「多分つっただけだと思うわ」としながら「チームドクターに見てもらってからの判断ね」と慎重に語った。走りについては「シーズンベストだから文句は言えないわ」と話した。
19日の決勝のスタートラインに無事に立てるか不安が残った。
(THE ANSWER編集部)
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