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男子400m中島佑気ジョセフ、日本史上最高6位入賞の快挙! 日本人34年ぶり決勝、雨中の猛追激走に大歓声【東京世界陸上】

陸上の世界選手権東京大会第6日は18日、国立競技場で行われた。男子400メートル決勝には、日本記録保持者の中島佑気ジョセフ(富士通)が出場。前回東京で開催された1991年大会の高野進(7位)以来、日本人にとって34年ぶりとなるファイナルを疾走し、44秒62で日本勢最高の6位に入った。

男子400メートル決勝に出場した中島佑気ジョセフ【写真:中戸川知世】
男子400メートル決勝に出場した中島佑気ジョセフ【写真:中戸川知世】

東京世界陸上第6日

 陸上の世界選手権東京大会第6日は18日、国立競技場で行われた。男子400メートル決勝には、日本記録保持者の中島佑気ジョセフ(富士通)が出場。前回東京で開催された1991年大会の高野進(7位)以来、日本人にとって34年ぶりとなるファイナルを疾走し、44秒62で日本勢最高の6位に入った。

 決勝の舞台に立つのがどれほど困難か。大観衆も知っているからこそ、中島の力走に国立が揺れた。大外9レーンから発進。大粒の雨が降る中、大歓声に乗って激走。高野進の7位を上回り、日本勢最高の6位に入った。

「決勝を目標にしてきて、ようやく夢に見てきた決勝を東京で走ることができて幸せだったけど、それより先に悔しい感情が出てきて。やっぱりメダルが取りたかった」

 14日の予選で従来の記録を一気に0秒33も更新する44秒44の日本新記録をマーク。16日の準決勝は300メートル通過が8選手中7番手ながら、怒涛の追い上げを見せて2着でフィニッシュ。この種目で高野進以来、34年ぶりの決勝進出を決めていた。

 準決勝は「前半少し抑えすぎた」と反省。「予選の前半のいい感じの乗りと、準決勝の後半の上がりを組み合わせて最高のレースをしたい」と誓い、夢舞台を駆け抜けた。

(THE ANSWER編集部)

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