世界陸上でアクシデント 痙攣、靴脱げ、号泣…顔面踏まれても突破→金メダル 超人決戦だから起きる数々
国立競技場で開催されている陸上の世界選手権東京大会は17日の第5日で、全49種目中24種目を終えた。超人が集う最高峰の舞台。前半戦では様々なアクシデントも発生した。

東京世界陸上
国立競技場で開催されている陸上の世界選手権東京大会は17日の第5日で、全49種目中24種目を終えた。超人が集う最高峰の舞台。前半戦では様々なアクシデントも発生した。
勝木隼人が銅メダルを獲得したオープニング種目の男子35キロ競歩。優勝争いを繰り広げていた川野将虎は、後半に急失速。18位でなんとかゴールしたが、礼をした後に倒れた。熱中症で足などに痙攣を起こし、救護スタッフに車いすに乗せられて退場した。
女子3000メートル障害の予選ではデイジー・ジェプケメイ(カザフスタン)の左スパイクがレース序盤に脱げてしまった。予選落ちとなったが、完走を果たし「私は諦めの悪い女だから」と笑った。
女子棒高跳び予選では、モリー・コードリー(英国)がウォーミングアップで左足首を負傷。無念の欠場となった25歳は号泣し、車いすに乗せられて退場した。失意から一夜明けると、自身のインスタグラムを更新。松葉杖で都内に繰り出し、ラーメンを食したことを報告した。
男子3000メートル障害の予選では転倒が相次いだ。ジョルディ・ビーミッシュ(ニュージーランド)は、後続の選手に顔面を踏まれながら盛り返して決勝に進出。決勝では大混戦を制して金メダルを獲得した。
男子110メートル障害の泉谷駿介(住友電工)は一度は予選敗退となったが、他国選手の欠場で準決勝に緊急出場。繰り上がりを知ったのはレース1時間前の自宅。ウォーミングアップをする時間も15~20分だったが、1台目から攻めた。4台目で転倒したものの、完走する姿はファンの心を打った。
(THE ANSWER編集部)
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