ドーピング容認大会参戦で激震 “札束投稿”陸上カーリーに批判噴出「言葉がない」 最大賞金1.8億円、世界陸上の7倍超
陸上・世界選手権東京大会の開催中に、衝撃ニュースが飛び込んできた。ドーピング(薬物)容認の総合大会「エンハンスト・ゲームズ」の公式Xは日本時間18日、男子100メートルの2022年オレゴン世界選手権金メダリスト、フレッド・カーリー(米国)が参戦すると発表した。

2022年オレゴン大会覇者のカーリー
陸上・世界選手権東京大会の開催中に、衝撃ニュースが飛び込んできた。ドーピング(薬物)容認の総合大会「エンハンスト・ゲームズ」の公式Xは日本時間18日、男子100メートルの2022年オレゴン世界選手権金メダリスト、フレッド・カーリー(米国)が参戦すると発表した。
同大会の公式Xは、「フレッド・カーリーがエンハンストゲームズに参戦 初の陸上選手。初の男子アメリカ人選手。エンハンストへようこそ」とつづった。
また、大会公式サイトではマキシミリアン・マーティンCEOのコメントを掲載。「フレッドのような一流の陸上選手がエンハンスト・ゲームズに参戦し、16年間破られていない世界記録の更新に挑戦してくれることを大変嬉しく思う」と喜び、「フレッドが競技に参戦するのを選んだことは、私たちが最もエキサイティングな陸上競技大会を開催するという目標を体現しているだけでなく、一流スポーツ競技大会の未来として、エンハンスト・ゲームズが魅力を高めていることを確固たるものにする」としている。
カーリーは今月12日、世界陸連(WA)の独立監視部門であるアスレティックス・インテグリティー・ユニット(AIU)から、ドーピング規則の居場所通知義務に違反したとして、2年間の暫定的資格停止処分を科された。
自己ベスト9秒76は世界歴代7位タイの30歳。自身のインスタグラムに札束の写真を投稿。ファンからは批判の声が上がった。
「フォローを外す」
「言葉が出ない」
「お金がすべてじゃない、自分を見失って魂を売ることになるぞ」
「さよなら」
「これがAIUでのあなたのケースに影響を与えて、出場停止処分を重くするかどうかはわからないが…気をつけて」
エンハンスト・ゲームズは第1回大会を来年5月に米ラスベガスで開催予定。エンハンストは「強化された」を意味する。陸上の短距離や競泳、重量挙げが実施される。
大会公式サイトによると、優勝賞金は25万ドル(約3680万円)。男子100メートルで世界新を出せば、100万ドル(約1億4700万円)の賞金が出る。もし世界新で優勝すれば、およそ125万ドル(1億8380万円)が手にできる計算だ。
現在開催中の東京世界陸上では優勝賞金7万ドル(約1030万円)、世界新ボーナス10万ドル(約1470万円)となっている。
(THE ANSWER編集部)
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