日本女子を抱きかかえ…タンクトップで大暴れ 09年、縦横無尽のドイツ発マスコットが話題【追憶の世界陸上】
陸上の世界選手権東京大会は13日に開幕し、21日までの9日間、国立競技場で熱戦が繰り広げられる。今大会が20回目となる大舞台では、過去に記憶に残る様々なシーンがあった。1991年以来、34年ぶりに東京で開催されるこの機会に「追憶の世界陸上」として振り返る。2009年ベルリン大会では大暴れのマスコットに注目が集まった。

追憶の世界陸上・2009年ベルリン大会
陸上の世界選手権東京大会は13日に開幕し、21日までの9日間、国立競技場で熱戦が繰り広げられる。今大会が20回目となる大舞台では、過去に記憶に残る様々なシーンがあった。1991年以来、34年ぶりに東京で開催されるこの機会に「追憶の世界陸上」として振り返る。2009年ベルリン大会では大暴れのマスコットに注目が集まった。
ドイツ・ベルリン大会のマスコットは、クマをモチーフにした「ベルリーノ」。緑のタンクトップに青の短パンで会場を縦横無尽に駆け回った。
男子100メートルでウサイン・ボルト(ジャマイカ)が9秒58の世界新記録をマークすると、大勢のカメラマンの前でボルトと横並びに。天に向かって弓矢を射るような、おなじみの「ライトニング・ボルト」ポーズを一緒に決めた。
女子1万メートルでは、最下位になった日本の佐伯由香里を抱きかかえ、男子1万メートルのレース中には、選手から少し離れた外のレーンを懸命に疾走して歓声を浴びた。
男子円盤投げを制したロベルト・ハルティング(ドイツ)には、逆さ吊りにされた後にハイタッチ。女子やり投げで金メダルを獲得したシュテフィ・ネリウス(ドイツ)を押し倒すという、不適切にもほどがある行動に打って出るなど、大暴れだった。
ちなみに2025年東京大会のマスコット「りくワン」は柴犬がモチーフ。好きな言葉は「疾風迅雷」、好きな食べ物は「東京産の肉、魚、果物、野菜(小松菜がお気に入り)」という。
(THE ANSWER編集部)
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