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泉谷駿介が明かす急転出場の舞台裏 「朝ごはんドーナツ、昼シロノワール、手ぶらで会場に…」【東京世界陸上】

陸上の世界選手権東京大会(国立競技場)、男子110メートル障害に出場した泉谷駿介(住友電工)が17日、自身のインスタグラムで“ドタバタ”の舞台裏を明かした。15日に予選落ちとなっていたが、16日の準決勝に急遽出場。転倒もあり、29秒71(向かい風0.8メートル)で8着だったが、「沢山の歓声、ありがとうございました!」と感謝している。

男子110メートル障害に出場した泉谷駿介【写真:中戸川知世】
男子110メートル障害に出場した泉谷駿介【写真:中戸川知世】

東京世界陸上

 陸上の世界選手権東京大会(国立競技場)、男子110メートル障害に出場した泉谷駿介(住友電工)が17日、自身のインスタグラムで“ドタバタ”の舞台裏を明かした。15日に予選落ちとなっていたが、16日の準決勝に急遽出場。転倒もあり、29秒71(向かい風0.8メートル)で8着だったが、「沢山の歓声、ありがとうございました!」と感謝している。

 まさかの出走だった。15日に痛恨の出遅れが響き、予選落ち。しかし他国選手が欠場したため繰り上がり、翌日の準決勝の舞台に立った。出場決定を知ったのはレース1時間前の自宅。慌てて準備して競技場に入り、ウォーミングアップは15~20分程度だった。

 結果は4台目で転倒。レース後の取材では「自分の力不足を感じた。自分へ失望感は大きい」と語った。ゴールまでたどり着き、深々と一礼。大会を終えた。

 17日、自身のインスタグラムに「急遽参戦した準決勝 朝ごはんはドーナツ、昼ごはんはコメダ珈琲のシロノワール 手ぶらで試合会場に行って、すっ転んでこの表情」と、転倒直後の写真も投稿した。一度は終わったはずの大会。誰も予想できない急展開だった。

(THE ANSWER編集部)

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