敗れた日本の19歳に「おめでとう」 TBS中継に映り話題、五輪王者が“祝福”を伝えたワケ【東京世界陸上】
陸上の世界選手権東京大会は連日、国立競技場で超人たちが熱戦を繰り広げている。第4日の16日に行われた男子800メートルで、日本記録保持者の落合晃(駒澤大)は予選落ち。悔しい結果となったが、レース後の五輪王者との交流がファンの間で話題となった。

東京世界陸上
陸上の世界選手権東京大会は連日、国立競技場で超人たちが熱戦を繰り広げている。第4日の16日に行われた男子800メートルで、日本記録保持者の落合晃(駒澤大)は予選落ち。悔しい結果となったが、レース後の五輪王者との交流がファンの間で話題となった。
予選5組に登場した19歳の落合。序盤からハイペースとなり、懸命に食らいついたが、1分46秒78の7着で準決勝には進めなかった。
レース後、落合をねぎらったのは昨夏のパリ五輪金メダリストで、同組1着となった21歳のエマニュエル・ワニョンイ(ケニア)だった。
「彼(落合)におめでとうと伝えたんだ。世界陸上は誰でも出られるところじゃないからね。彼にとって大きな自信になったと思う。だから、とにかく練習を続けろ、そうすればいつか私のようにチャンピオンになれるから、と伝えたんだ」
落合を抱きしめると、頭をなでなで。TBSの中継も捉えた2人の心温まる交流には、ファンも胸キュンだ。Xには「ワニョンイ選手になでなでされてるのよい…」「仲良しで素敵だった」「ワニョンイによしよしされてる ほんとにいい笑顔」「21歳のワニョンイと19歳の落合さんのレース後の様子、すごくいい」などの声が上がった。
粋な計らいを受けた落合は「国立の舞台で大声援を受けて、走ることができて嬉しい。世界の選手たちと勝負という意味ではまったく勝負にならなかった。これからに生かしていきたい」と成長を誓っていた。
(THE ANSWER編集部)
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