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最終障害で失速…三浦龍司と接触したケニア選手が物議「あのシーンは違和感…」本人は言い訳せず【東京世界陸上】

陸上の世界選手権東京大会第3日が15日、国立競技場で行われた。男子3000メートル障害決勝で、日本記録保持者の三浦龍司(SUBARU)は8分35秒90で8位。メダル争いを繰り広げる中、最終盤で接触したケニア選手が物議をかもしている。

男子3000メートル障害決勝を走る三浦龍司【写真:中戸川知世】
男子3000メートル障害決勝を走る三浦龍司【写真:中戸川知世】

東京世界陸上

 陸上の世界選手権東京大会第3日が15日、国立競技場で行われた。男子3000メートル障害決勝で、日本記録保持者の三浦龍司(SUBARU)は8分35秒90で8位。メダル争いを繰り広げる中、最終盤で接触したケニア選手が物議をかもしている。

 史上初の表彰台が、確かに視界に入っていた。スローペースの決勝はラスト1周のスパート合戦に。日本の大エース・三浦は懸命に駆けたが、銅メダルのセレム(ケニア)に1秒34及ばなかった。

 物議を醸しているのが、ラストの接触だ。最終障害を越えた三浦は、セレムに後ろから押されたような形になり、バランスを崩した。その後もセレムの左手が三浦の右手と当たって再びバランスが崩れ、失速した。

 このシーンがネットで拡散されると、日本のファンからは疑問の声が噴出。Xには「『仕方ない接触』には見えない…」「確かにあのシーンは違和感ありましたね…」「最後の水濠のところで順位上げていただけに悔しいですね、、」などの声が上がった。

 ただ、三浦は中継局のインタビューで「もう地響きかのような、鼓膜破れるんじゃないかってくらい、心の内側から震えるような歓声をいただいて。最後、惜しいところで応援に応えきれなくて凄く悔しい」とレースを回顧。ミックスゾーンでも「選手と接触して、腕ももつれてしまった」と振り返りながら言い訳せず、責任を自分で背負い込んだ。

 潔い姿に、ファンからは「インタビューでも全く言い訳をしない三浦龍司選手は本当に素晴らしい選手だと、ますます好きになりました」などのコメントが寄せられた。

(THE ANSWER編集部)

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