陥落・武居由樹は現役続行 大橋会長が明言、那須川天心戦へ「こだわります」「皆が望んでいる」
ボクシングの大橋ジムの大橋秀行会長が15日、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥、武居由樹(ともに大橋)らの試合から一夜明け、横浜市内で取材に応じた。WBO世界バンタム級タイトルマッチで敗れた武居の進退について言及。引退はせず、現役続行をすること明言し、WBC世界同級1位・那須川天心(帝拳)との対戦についてもコメントした。

大橋ジムで一夜明け会
ボクシングの大橋ジムの大橋秀行会長が15日、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥、武居由樹(ともに大橋)らの試合から一夜明け、横浜市内で取材に応じた。WBO世界バンタム級タイトルマッチで敗れた武居の進退について言及。引退はせず、現役続行をすること明言し、WBC世界同級1位・那須川天心(帝拳)との対戦についてもコメントした。
武居は3度目の防衛戦の相手に、クリスチャン・メディナ(メキシコ)を迎えた。初回にダウンを奪われ、その後も猛攻を受けた。4回にコーナーに追い込まれ右アッパーのラッシュを浴びてレフェリーストップ。武居はそのまま座り込み、リング上で号泣した。
「相手は強かった。(ダウンを喫した初回のパンチは)相当効いていた」と大橋会長。敗れて戻った控室で、武居の様子は「切り替えができいました」。直後の井上―アフマダリエフ戦も、画面越しに見ていたという。
大橋会長は名古屋から横浜まで、武居と一緒に帰ってきたと明かし「元気でしたよ」と報告。現役は続行するかを問われ「それはもちろん」と力強くうなづいた。目立った怪我もほとんどないという。
武居はかねてWBC世界同級1位・那須川天心(帝拳)と、王座統一戦での対戦を熱望。大橋会長はこれまで「ビッグマッチの計画が進んでいる」と話していた。報道陣から「ライバル対決にこだわるか」と聞かれ「こだわりますよ」と強調した。
王者同士ではなく、ノンタイトルマッチでの対決も視野に入れていることを明かし「そういう戦いは必要。チャンピオンじゃなくても、皆が望んでいるカード。これからそういうのはどんどん増えていくと思う」と口にした。
(THE ANSWER編集部)
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