世界陸上100m新王者の足元に衝撃事実 スパイクは中距離用、理由は「快適だから」9秒77で金メダル
陸上の世界選手権東京大会は連日、国立競技場で熱戦が繰り広げられている。第2日の14日に行われた世界最速を決める男子100メートル決勝は、オブリク・セビル(ジャマイカ)が、自己ベストの9秒77(追い風0.3メートル)で制した。初の世界一に輝いた24歳の足元には、衝撃の事実が隠されていた。(取材=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)

東京世界陸上
陸上の世界選手権東京大会は連日、国立競技場で熱戦が繰り広げられている。第2日の14日に行われた世界最速を決める男子100メートル決勝は、オブリク・セビル(ジャマイカ)が、自己ベストの9秒77(追い風0.3メートル)で制した。初の世界一に輝いた24歳の足元には、衝撃の事実が隠されていた。(取材=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
ジャマイカの24歳が一気に世界の頂に駆け上がった。世界選手権では2022年、2023年と2大会連続で4位。9秒77の自己ベストで強力ライバルを撃破し、セビルが金メダルを獲得した。
「素晴らしい気持ちだ。ジャマイカの小さな町から、今や世界王者になるというのは本当に最高なことだよ」
激走から一夜明けた15日。メダルセレモニー後、THE ANSWERの取材に衝撃事実を明かした。アディダスのスパイクを着用している新王者だが、なんと中距離用だという。「本当だよ」と話し、中距離用を履く理由については「ただただ、快適だからさ」と説明した。
足元も衝撃だが、セビルは13日の予選でも衝撃のパフォーマンスを見せていた。号砲への反応時間0秒286と1組8選手中、圧倒的な最下位という大出遅れ。ここから巻き返して9秒93(追い風0.3メートル)をマークしていた。
準決勝は反応時間0秒174と改善して9秒86(無風)。反応時間0秒157だった決勝では9秒77と自己ベストを0秒04更新し、黄金の輝きをつかんだ。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)










