世界陸上で靴脱げるハプニング 本人が告白「誰かに…」裸足で3000m障害を完走「私は諦めの悪い女」
陸上の世界選手権東京大会第3日が15日、国立競技場で行われた。女子3000メートル障害予選3組では、カザフスタン選手の左足のスパイクが脱げるアクシデント。場内の声援に押され、なんとかゴールにたどり着いた。

東京世界陸上第3日
陸上の世界選手権東京大会第3日が15日、国立競技場で行われた。女子3000メートル障害予選3組では、カザフスタン選手の左足のスパイクが脱げるアクシデント。場内の声援に押され、なんとかゴールにたどり着いた。
カザフスタンのデイジー・ジェプケメイがアクシデントに見舞われたのは、レース序盤だった。「誰かに踏まれて…」。左のスパイクが脱げてしまった。
脱げた瞬間は「『走らせて!』という感じだったわ」と明かす。なんとか履こうと試みたものの、「さらに脱げてしまったの。時間が迫っていたから取りに行って履くことはできなかった」と振り返った。
9分41秒36の9位で予選落ち。「レースは最悪だった。決勝に残れるように全力を尽くしていたのに。残念だわ」と話したが、レース中は大歓声が背中を押した。
2022年に世界最高峰ダイヤモンドリーグで勝ったこともある28歳は、「観客は『行け!行け!』と大声で叫んでいたわ。だから私は身体を動かして『必ず勝つ』と言い聞かせたの。私は諦めの悪い女だから」と笑っていた。
(THE ANSWER編集部)
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