大波乱、武居由樹がメディナに4回TKO負け V3戦でまさかの王座陥落 天心の元スパー相手にキャリア初黒星
ボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が14日、名古屋市のIGアリーナで行われ、同級王者・武居由樹(大橋)が同級1位クリスチャン・メディナ(メキシコ)と対戦。まさかの4回TKO負けを喫した。3度目の防衛が懸かった指名挑戦者との試合。波乱を許し、武居は涙した。戦績は25歳のメディナが26勝(19KO)4敗、29歳の武居が11勝(9KO)1敗。

武居由樹VSメディナ
ボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が14日、名古屋市のIGアリーナで行われ、同級王者・武居由樹(大橋)が同級1位クリスチャン・メディナ(メキシコ)と対戦。まさかの4回TKO負けを喫した。3度目の防衛が懸かった指名挑戦者との試合。波乱を許し、武居は涙した。戦績は25歳のメディナが26勝(19KO)4敗、29歳の武居が11勝(9KO)1敗。
初回にダウンを喫する苦しい展開。決着は4回だった。コーナーに追い詰められて強打を浴び、レフェリーが試合を止めた。金星を挙げたメディナは歓喜。一方、武居はリング上で涙を流した。
武居は昨年12月に全治4週間の右肩関節唇損傷を負った。その影響で前戦のV2戦は延期となり5月に開催。ユッタポン・トンデイ(タイ)に圧勝。3度のダウンを奪い、わずか127秒で初回TKO勝ちを収めていた。
かねてWBC世界同級1位・那須川天心(帝拳)と、王座統一戦での対戦を熱望。大橋秀行会長はこれまで「ビッグマッチの計画が進んでいる」と話していたが、王座を失うまさかの結果になった。
メディナは元WBC世界同級ユース王者の実力者。また、那須川のスパーリングパートナーを務めた経験もあった。
(THE ANSWER編集部)
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