女子マラソン給水違反めぐり抗議 一部ケニア選手が…「運営により却下」結果確定へ、米メディア報道【東京世界陸上】
陸上の世界選手権東京大会第2日が14日に行われ、国立競技場発着のコースで争う女子マラソンで小林香菜(大塚製薬)が2時間28分50秒で7位入賞。佐藤早也伽(積水化学)が2時間31分15秒で13位、安藤友香(しまむら)が2時間35分37秒で28位に入った。このレースで米国がケニアの違反とみられる行為に対し、抗議を行ったという。米メディアが報じている。

東京世界陸上女子マラソン
陸上の世界選手権東京大会第2日が14日に行われ、国立競技場発着のコースで争う女子マラソンで小林香菜(大塚製薬)が2時間28分50秒で7位入賞。佐藤早也伽(積水化学)が2時間31分15秒で13位、安藤友香(しまむら)が2時間35分37秒で28位に入った。このレースで米国がケニアの違反とみられる行為に対し、抗議を行ったという。米メディアが報じている。
発端となったのは、本来は給水地点ではない9キロ過ぎの場面。反対車線にドリンクが置かれたテーブルがあったが、海外選手がそこに近寄り、スタッフからドリンクを受け取った。これがケニアの選手だったとみられる。X上でも「給水所じゃないところで、給水受け取ってた」などの指摘が相次ぎ、注目を浴びていた。
日本陸連の競技規則(道路競走)によると、「競技者が医学的理由または競技役員の指示によらずに主催者が設置した供給所以外で飲食物や水を受けたり自分で摂ったりした場合、あるいは他の競技者の飲食物を摂った場合、審判長は、それが1回目の違反であれば警告とし、2回目の違反があった競技者は失格させる」としている。
レースはケニアのぺレス・ジェプチルチルが金メダルとなった。米専門メディア「Citius Mag」の創業者クリス・チャベス記者のXによると、スザンナ・サリバンが4位となった米国は大会側に抗議。しかし、続報として「運営により却下された。世界陸上女子マラソンの結果はそのままになりそうだ」と報じ、結果が確定する見通しを示した。
(THE ANSWER編集部)
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