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桐生祥秀へ「お前の国だろ?」 世陸中継に映った100m王者の“気遣い”に喝采「ナイスガイすぎる!」

陸上の世界選手権東京大会の男子100メートル予選で、前回王者ノア・ライルズ(米国)が見せた気遣いに反響が広がった。13日の同予選後、地上波中継のインタビュー前に桐生祥秀(日本生命)の隣でとった行動が、日本人ファンを感激させた。

男子100メートルで組5着に敗れた桐生祥秀。左はノア・ライルズ【写真:中戸川知世】
男子100メートルで組5着に敗れた桐生祥秀。左はノア・ライルズ【写真:中戸川知世】

東京世界陸上

 陸上の世界選手権東京大会の男子100メートル予選で、前回王者ノア・ライルズ(米国)が見せた気遣いに反響が広がった。13日の同予選後、地上波中継のインタビュー前に桐生祥秀(日本生命)の隣でとった行動が、日本人ファンを感激させた。

 予選3組で登場したライルズ。スタート直後から加速し、9秒95(向かい風1.1メートル)の組1着で、準決勝へ進出。23年ブダペスト大会と24年パリ五輪の金メダリストとしての貫禄を見せつけた。

 レース後、中継したTBSのインタビューエリアに登場。ただ、ここで隣のレーンを走っていた桐生が現れると、「行けよ」というような仕草でエスコート。日本メディアへの気遣いを見せるワンシーンが日本全国に映った。

 前回王者の意外な一面に日本人ファンが感激。X上では「ライルズが譲ったの神だわ」「こういうところが本当に好き」「インタビューを譲る気遣いも持っている。ナイスガイ過ぎる!」「桐生来た時に譲ったの好感持てる」「桐生にインタビュー誘導したのは神やなぁ」「『お前の国だろ?インタビュー受けろよ!』みたいな感じで譲るのめっちゃ面白かったな」といった喝采が寄せられていた。

 男子100メートルの準決勝、決勝は14日のイブニングセッションとして開催。人類最速を決める勝負を巡るドラマに注目が集まる。

(THE ANSWER編集部)


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