世界陸上で悲劇「これがあるから怖い」 トップ→9位転落、競歩3度目レッドで警告3分30秒足止め
陸上の世界選手権東京大会が13日に開幕した。東京での開催は1991年以来、34年ぶり。最初の決勝種目として、男子35キロ競歩と女子35キロ競歩が国立競技場発着のコースで行われた。

東京世界陸上が開幕
陸上の世界選手権東京大会が13日に開幕した。東京での開催は1991年以来、34年ぶり。最初の決勝種目として、男子35キロ競歩と女子35キロ競歩が国立競技場発着のコースで行われた。
走ってはいけない競歩には2つのルールがある。両足が空中に浮いてしまうと「ロス・オブ・コンタクト」となる。もう1つは前足が接地後、垂直になるまで膝がまっすぐに伸びていなければならず、これは「ベント・ニー」だ。
レース中は審判が目を光らせ、反則と判断するとレッドカードを提示。3回出された選手はペナルティゾーンで3分30秒の待機。4回目で失格となる。
男子で川野将虎、勝木隼人と先頭集団を形成したウルタード(エクアドル)はトップに躍り出た28キロ付近で、痛恨の3度目のレッドカード。ペナルティゾーン行きで優勝争いから大きく後退した。
波乱の展開にネットも騒然。「競歩はこれがあるから怖いんよ」「ウルタードもう走っとるやないかいと思ったらペナルティ食らってた」「これだから競歩は目が離せない」などの声が上がっていた。
勝木隼人(自衛隊体育学校)が2時間29分16秒で銅メダル。ウルタードは優勝したダンフィー(カナダ)からから4分13秒差の9位でゴールした。
(THE ANSWER編集部)
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