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同日カネロ戦より「井上尚弥」 重鎮アラム氏が優先した理由「正しいこけら落としだ」

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が12日、名古屋市内で会見を行った。14日に同市のIGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との団体内統一戦を行う。会見後には米興行大手・トップランク社のCEOのボブ・アラム氏が取材に応じ、試合の展開を予想した。

会見に出席した井上尚弥【写真:徳原隆元】
会見に出席した井上尚弥【写真:徳原隆元】

Leminoが独占無料生配信

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が12日、名古屋市内で会見を行った。14日に同市のIGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との団体内統一戦を行う。会見後には米興行大手・トップランク社のCEOのボブ・アラム氏が取材に応じ、試合の展開を予想した。

 井上は会見の冒頭で「どんな形でも、どんな内容でもしっかり勝ちに行く」と強調。KO宣言を封印し勝ちにこだわる姿勢を見せた。

 14日(現地時間13日)には米ラスベガスで、“カネロ”こと世界スーパーミドル級4団体王者サウル・アルバレス(メキシコ)と、WBA世界スーパーウェルター級王者テレンス・クロフォード(米国)が対戦する。

 海外記者から同じ日に開かれるビッグマッチや、階級を超えた格付けランク「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」の上位に位置していることについて問われると、井上は「非常に楽しみな一戦が14日のお昼にある。ですが、この日は井上尚弥VSアフマダリエフという自分自身が最も楽しみにしている試合があるので、こちらに集中したい。PFPにふさわしい試合をしたい」と意気込んだ。井上は世界で最も権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」のPFPで2位にランクインしている。

 会見後に取材に応じたアラム氏は、カネロVSクロフォードではなく、井上の試合を選んで来日したことについて「選択肢があったが、名古屋での新しい会場がこれからもボクシングのホームになってくれることを願っている」と説明。「その第1弾のイベントが日本最大のスターであることは、とても正しいこけら落としのやり方だと思います」と答えた。

 試合展開について予想を聞かれると「アフマダリエフは強い選手だが、ナオヤ・イノウエという男は特別なファイターです。何度ダウンしても、どんな展開になっても“ギア変更”を素早く行い、相手を圧倒する力がある」と井上を絶賛した。

 興行は、NTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信。戦績は32歳の井上が30勝(27KO)、30歳のアフマダリエフが14勝(11KO)1敗。

(THE ANSWER編集部)


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